「死ぬまでに全駅」 駅索引

2017/09/29

路線全駅紹介(14) 小湊鐵道 小湊鉄道線


小湊鐵道 小湊鉄道線
(こみなとてつどう こみなとてつどうせん)


【開業】1925(大正14)年3月7日
【全通】1928(昭和3)年5月16日
【路線距離】39.1km 
【軌間】1,067mm 全線単線
【電化方式】全線非電化
【起点/終点】五井/上総中野
【駅数】18


【当路線のざっくり年表】
1925(大正14)年 五井~里見間開業
1926(大正15)年 里見~月崎間延伸開業
1928(昭和3)  年 月崎~上総中野間延伸開業
1936(昭和11)年 安房小湊までの鉄道免許が失効
1944(昭和19)年 1939年に新設された3駅(西広、二日市場、佐是)を廃止
1962(昭和37)年 蒸気機関車を全廃、気動車に統一
1988(昭和63)年 ダム建設に伴い上総久保~高滝間線路付け替え。
1995(平成7)  年 五井~上総牛久間ATS設置
2015(平成27)年 9月、集中豪雨で1ヶ月半後全線復旧
          「里山トロッコ」号運転開始
2017(平成29)年 22の施設が国の登録有形文化財に登録される


---------------千葉県市原市---------------

#0327 五井
(ごい)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1925(大正14)年(小湊鉄道)
【乗車人員(日)】1,331人(小湊鐵道)
【他路線】東日本旅客鉄道 内房線
【その他】
機関区など国の登録有形文化財
2.5km
#0326 上総村上
(かずさむらかみ)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】104人
【その他】
駅舎は国の登録有形文化財
(1944年廃止・・・西広)
2.9km
#0325 海士有木
(あまありき)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1925(大正14)年
【乗車人員(日)】192人
【その他】
駅舎は国の登録有形文化財
1.8km
#0324 上総三又
(かずさみつまた)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1932(昭和7)年
【乗車人員(日)】118人
1.4km
#0323 上総山田
(かずさやまだ)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1925(大正14)年
【乗車人員(日)】118人

【駅名変遷】養老川(1954)
【その他】
駅舎は国の登録有形文化財
(1944年廃止・・・二日市場)
2.0km
#0322 光風台
(こうふうだい)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1976(昭和51)年
【乗車人員(日)】356人
1.8km
#0321 馬立
(うまたて)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1925(大正14)年
【乗車人員(日)】204人
【その他】駅舎は国の登録有形文化財
(1944年廃止・・・佐是)
4.0km
#0320 上総牛久
(かずさうしく)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1925(大正14)年
【乗車人員(日)】573人
【その他】駅舎は国の登録有形文化財
2.1km
#0319 上総川間
(かずさかわま)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1953(昭和28)年
【乗車人員(日)】62人
1.5km
#0318 上総鶴舞
(かずさつるまい)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1925(大正14)年
【乗車人員(日)】20人

【駅名変遷】鶴舞町(1958)
【その他】
関東の駅百選、
駅舎、発電所など国の登録有形文化財
2.0km
#0161 上総久保
(かずさくぼ)
【区分】丙II 【撮影日】2012/11/24
【開業】1933(昭和8)年
【乗車人員(日)】14人
1.8km
#0159 高滝
(たかたき)
【区分】丙II 【撮影日】2012/11/24
【開業】1925(大正14)年
【乗車人員(日)】24人
【その他】駅舎は国の登録有形文化財
1.9km
#0160 里見
(さとみ)
【区分】丙II 【撮影日】2012/11/24
【開業】1925(大正14)年
【乗車人員(日)】60人
【その他】駅舎は国の登録有形文化財
1.8km
#0317 飯給
(いたぶ)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1926(大正15)年
【乗車人員(日)】4人
2.3km
#0163 月崎
(つきざき)
【区分】丙II 【撮影日】2012/11/24
【開業】1926(大正15)年
【乗車人員(日)】12人
【その他】
駅舎、ホームは国の登録有形文化財
2.5km
#0164 上総大久保
(かずさおおくぼ)
【区分】丙II 【撮影日】2012/11/24
【開業】1928(昭和3)年
【乗車人員(日)】14人
2.6km
#0162 養老渓谷
(ようろうけいこく)
【区分】丙II 
【撮影日】2012/11/24、2013/4/6
【開業】1928(昭和3)年
【乗車人員(日)】116人
【駅名変遷】朝生原(1954)
【その他】
駅舎は国の登録有形文化財
------------千葉県夷隅郡大多喜町------------
4.2km
#0316 上総中野
(かずさなかの)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【開業】1928(昭和3)年(小湊鉄道)
【乗車人員(日)】32人(小湊鐵道)





次回(vol.15)は10月27日に投稿、
富士急行 大月線/河口湖線にご案内。

2017/09/27

来週より「シヌゼン#1501-#2000駅レビュー」公開。




500駅ごとに印象に残る駅、もう一度訪れてみたい駅、ぜひ知ってもらいたい駅など10駅を選出する、
「シヌゼンレビュー」の4回目をシリーズで紹介する。今回の対象は#1501から#2000の登録駅
来週10/2(月)の10位よりカウントダウンし、1位の紹介は23日(水)を予定している。

今回は取材に苦痛の多かった500駅だった。2年近くを要した。
大好きな田舎の駅はとっとと行ってしまい、撮影の困難な都心に近い駅ばかりが大量に残ってしまったからだ。

レビュー選定駅は過去、「田舎・絶景・古い」駅が絶対的に有利で、都市部の駅は選出されにくかった。
今回の対象駅は東京23区内に隣接した路線の駅が多く、またこの間に23区内の取材が解禁になったこともあり、「都会の・ありふれた・新しい」駅の比率は過去に比べ格段に高い。

ならば都会の駅が選出されやすいのかというと、そうはならない。
むしろこの間に訪れた田舎駅は数が少ないだけによけいに目立ち、ライバルが減って選出され易くなる、ともいえる。当社調べ(笑)では、今回の「田舎駅」の比率は19.4%である。2割しかないその中からベスト10に何駅ランキングされるかがポイントだ。

また、前述の不利な条件をおして選出された「都会の駅」にもご注目いただきたい。過去1位(大賞)に選出された駅に限っては、いずれも田舎とか絶景とかは無関係である。他駅の有利な条件をなきものにする、強烈なクセのある駅がシヌゼン的には高評価だ。ようはウケ狙いなのだ(笑)

過去(1~3回)の選定駅は以下のとおり。前回(#1001~#1500)から順位をつけている。JR駅が民鉄の4連覇を阻止できるかにも注目。

■1-500駅レビュー(2013年8月)

久里浜駅(JR横須賀線)
・田浦駅(JR横須賀線)
・下溝駅(JR相模線)
・川井駅(JR青梅線)
伊豆大川駅(伊豆急行線)
・本銚子駅(銚子電鉄線)
・児玉駅(JR八高線)
・京成成田駅(京成電鉄本線)
元住吉駅(東急東横線)
大賞・・・三島広小路駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)


■501-1000駅レビュー(2014年9月)

・寄畑駅(JR身延線)
東我孫子駅(JR成田線)
十二橋駅(JR鹿島線)
・勝沼ぶどう郷駅(JR中央本線)
・竹岡駅(JR内房線)
・あまや駅(会津鉄道)
・東鷲宮駅(JR東北本線)
・常陸大子駅(JR水郡線)
・川原湯温泉駅(JR吾妻線)
大賞・・・入江岡駅(静岡鉄道)


■1001-1500駅レビュー(2015年10月)

1位 西小泉駅(東武鉄道小泉線)
2位 土合駅(JR上越線)
3位 宇治駅(京阪電鉄宇治線)
4位 大佐倉駅(京成電鉄本線)
5位 佐野のわたし駅(上信電鉄上信線)
6位 日立駅(JR常磐線)
7位 県駅(東武鉄道伊勢崎線)
8位 上長瀞駅(秩父鉄道本線)
9位 翁島駅(JR磐越西線)
10位   小金城趾駅(流鉄)



【ノミネート駅】

#1501舞浜、#1502東京ディズニーランド・ステーション、#1503ベイサイド・ステーション、#1504東京ディズニーシー・ステーション、#1507市川塩浜、#1509南船橋、#1510新習志野、#1511海浜幕張、#1512検見川浜、#1514新千葉、#1516みどり台、#1518検見川、#1519京成幕張、#1520京成幕張本郷、#1521幕張本郷
#1622あざみ野
(このうち、すでに各駅紹介で登場済みの駅はレビューに選出されない。「レビューに選出はない」ものと判断して紹介してきた。それらの駅はメニューバー「登録順索引」の#1501以降を参照)


少しネタバレすると、今回は今年4月取材の某線の無人、絶景駅群がかなり有利だ。
それらの駅は来年の今頃はもう存在せず、その手向(たむ)けではないが、複数駅が上位に選出されることが予想されている。

では、乞うご期待(笑)。

2017/09/25

登録駅紹介・・・2017/9/24



#2000 東日本旅客鉄道 東海道本線
品川(しながわ)駅
【所在地】東京都港区
【開業】1872(明治5)年
【乗車人員(日)】371,787人

#2000 京浜急行電鉄 本線
品川(しながわ)駅
【所在地】東京都港区
【開業】1925(大正14)年
【乗車人員(日)】119,238人

#2000 東海旅客鉄道 東海道新幹線
品川(しながわ)駅
【所在地】東京都港区
【開業】2003(平成15)年
【乗車人員(日)】33,000人

2017/09/22

「死ぬまでに全駅」(348) #1515 西登戸駅

#1515 西登戸(にしのぶと)

・京成電鉄 千葉線
 みどり台|新千葉
【区分】甲 【撮影日】2015/10/25
【所在地】千葉市中央区
【開業】1922(大正11)年
【乗車人員(日)】1,138人
【駅名変遷】千葉海岸(1967)

千葉市中央区にある、
京成電鉄千葉線の駅。
これで「にしのぶと」と読ませる
難読駅。

改札、出入口は西(海)側のみ。
東(陸)側へは地下道を利用する。

1922年、千葉海岸駅として開業。
しかし埋め立てにより
「海岸」は彼方に前進、
駅名と実情が合わなくなったからか、
1967年に現駅名となった。

周囲は住宅街。
駅周辺、このあたりはもともと陸地で、
古い一軒家もちらほら見える。

改札口。
一日の乗車人員は1,138人。
京成全線69駅中64位。

逆に改札内から撮影。
出、入場で2段構え。

ホームは2面2線の相対式。
こちら1番線上り津田沼方面。

同じく1番線の
駅舎脇地下道入口付近から撮影。
新京成の電車が入線。
千葉線には新京成が片乗り入れしている。

千葉中央方から
駅舎、津田沼方向を撮影。

こちらは2番線、
下り千葉中央方面。
改札のある1番線から
跨線橋で連絡する。

2番線を千葉中央方から津田沼方向。
上屋は跨線橋付近の一部にしか
かかっていない。

1番線ホーム端から千葉中央方向。
次駅は新千葉で、当駅を境に
住宅地から市街中心部へ入っていく。

1番線から津田沼方向を撮影。
その昔は海水浴場と別荘地。
鵠沼みたいな場所だったのかな。
今はもう、この場所から
海を見ることはできない。

1946
USA-M58-A-6-83を加工)
赤枠は当駅の場所。埋め立てはまだまだ後年のこと。
長く続く海岸線は海水浴場として賑わった。
やや離れ、並行して東に見えるのは
国鉄総武本線。
戦争により生まれた西千葉駅が
画像上部に見切れて確認できる。
設置からまだ4年しかたっていない。
また、弧を描いて総武本線から分岐するのが
鉄道聯隊の演習線で、下志津へ至る。





2017/09/20

「死ぬまでに全駅」(347) #0654 公園下駅

#0654 公園下(こうえんしも)

・箱根登山鉄道 鋼索線
 強羅|公園上
【区分】甲 【撮影日】2013/11/30
【所在地】神奈川県足柄下郡箱根町
【開業】1921(大正10)年
【乗車人員(日)】12人
【その他】(1944)休止(1950)再開

箱根登山鉄道鋼索線の駅。
神奈川県足柄下郡箱根町にある。
標高587m。

道路がアンダーパスする。
その向こう側に
こちら側とは別にホーム入口がある。

こちらは強羅公園、南側のホーム入口。

南側ホームの出入口。
後方に見えるのが強羅公園の
熱帯植物園のグラスハウス。

南側のホームには
強羅駅寄り先端にも出入口が。

ホームは1線2面。
電車は両側のドアを開く。
どっちから乗り降りしてもいいんだっけ?
ちょっと忘れたな。
もう目の前に強羅駅が見える。

南側ホームから早雲山方面を見上げる。
待合室は両ホームに設置されている。
電車は日中1時間に3本。

早雲山方面。
駅名の「公園」、強羅公園は
明治時代に保養施設としてつくられた。
現在は箱根登山鉄道が運営。
フランス庭園風の、おもに植物園。
正門はこちら「下」駅から。






2017/09/15

「死ぬまでに全駅」(346) #1584 甲州街道駅

#1584 甲州街道(こうしゅうかいどう)

・多摩都市モノレール 多摩都市モノレール線
 柴崎体育館|万願寺
【区分】甲 【撮影日】2016/1/11
【所在地】東京都日野市
【開業】2000(平成12)年
【乗車人員(日)】4,221人

多摩都市モノレールの駅で、
東京都日野市に所在。

軌道と駅自体は都道503号上にあるが、
50mほど立川方に都道256号、
いわゆる甲州街道との交差点がある。
これが駅名の由来。

当駅をその交差点付近から撮影。

逆に多摩センター側から撮影。
周囲は住宅街だが、
交通量が多いからか、
道路際には飲食店その他店舗も多い。

改札前のようす。

改札口。
一日の乗車人員は4,221人。
開業は2000年。
その当時は1,352人だから、3倍増。

改札内。
どの駅もだいたい同じ造り。
円形の柱がある。

ホームドアつき、2面2線の相対式構造。
こちら2番線多摩センター方面上り。

黄色のアクセントが目立つ。
上北台のグリーンから始まり、
グラデーションで終点の多摩センターは
オレンジで終わる。
当駅はだいたい中間だから黄色か。


かわって1番線は下り上北台方面。
2012年、開業から13年7ヶ月で
利用客が5億人に達した。
モノレールでは日本最速とのこと。

同じく1番線。
列車は日中は10分毎の運行。
大して待たずに乗車できる。


1番線ホーム端より立川方面。
大きく円弧を描き、多摩川を渡る。
多摩川右岸に渡り最初の駅。

モノレール駅は当然高架だが、
通常の鉄道より見晴らしがよい。
架線柱や防音壁が不要だから。
奥多摩から山梨にかけての
山々の稜線が美しい。