「死ぬまでに全駅」 駅索引

2015/10/27

シヌゼン各駅紹介(165) 1001-1500駅レビュー 第4位

#1064 京成電鉄 本線 大佐倉(おおさくら)
京成佐倉|京成酒々井
【所在地】千葉県佐倉市
【開業】1926(大正15)年
【乗車人員(日)】408人(降車客含む)
<選定理由>
「宅地開発著しい京成本線沿線で、
異空間に迷い込んだかのように
突如現れる懐かしい風景。
そんな場所に静かに佇む駅。」

千葉県佐倉市に所在。
京成電鉄本線の駅。
 
小さな駅舎が成田方にある。
道路に面しているが、バス停はない。
そんなスペースもない。
 
隣接駅は京成佐倉と京成酒々井。
一日平均の利用客数は
前者19,003人、後者6,504人。
 
両駅とも2kmほどしか離れていないのに、
当駅の利用客は一日平均408人。
京成全駅で最少。

まるで異空間に迷い込んだような
ローカルっぷりが当駅の最大の魅力。
ちょっと写真ではうまく伝わらないかも。
 
ホームは2面2線の相対式。
こちら2番線成田方面、
向かい1番線上野方面。
 
構内踏切で両ホームを連絡する。
駅員さんがトイレの掃除をしていた。

1番線から成田方面を撮影。
右のベンチも朽ち果て放題だが、
座る利用客もいないだろう。
 
駅周辺は台地になっていて、
線路は台地を開削、横断して設置された。
駅両サイドは小高い山のように
木々が鬱蒼として影を作る。
 
西にはゴルフ場、北は干拓地が広がり、
南はニュータウンの一角が迫る。
本当に当駅の周辺だけが農村の風景。
1番線上野方から成田方面を撮影。
  
耕運機が荷台を引き、踏切を渡る。
おばあちゃんが便乗している。

この踏切の先の斜面は造成中で、
いよいよこの駅周辺にも
宅地開発の手が入るのか。
どこか懐かしい匂いがする
この農村の風景も、しだいに
新興住宅地の版図に
取り込まれようとしている。




撮影日:2014/10/25

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