「死ぬまでに全駅」 駅索引

2022/08/20

復帰後ミニマリストを標榜する私がそれでもお金出して購入したモノ(6)


Garmin スマートウォッチ ForeAthlete55


 脳卒中から復帰し、物欲を減退させシンプルに生きることに目覚めた私が、それでも買ってしまってしかも役に立っているモノを紹介する、7回シリーズの6回目。


ウォッチフェイス(デザイン)はたくさん
用意されており、自由に変更できる。


 正直、この時計を購入したのは失敗だった。こんなに楽しいのなら、もっといいヤツ買えばよかった(笑)。とても後悔している。少し前まではね。

 2019年2月。自宅療養にも飽き飽きして、病後の健康維持のため外出してウォーキングをはじめた。そのあたりの経過は手記をご覧いただきたいが、このときはただ漠然と「こういうときはランニングウォッチみたいのするんだよな」と思い、購入したのはエプソンのJ-300。歩数や移動の軌跡がネットの管理サイトへ送られて、日々の運動量などを確認できる。とても気に入っていたが、そのうちデータをスマホの別のアプリに記録させるようにしだすと、必ずしも時計は必要でなくなり、ランニングウォッチ自体の存在がやや微妙になってきた。

 しかしこのJ-300は、腕時計をしない生活をもう何年も送ってきた自分をして、腕時計の存在感、ありがたみを再認識せしむる重要なアイテムとなった。10月にはともに社会復帰して、勤務時の欠かせないアイテムのひとつとなっていった。

 その時計をガーミンに切り替えたのは2021年の10月。社の同期にトライアスロンの経験者がおり、こうしたアスリートギアに詳しい中でガーミンという名称を聞き印象に残り、気になりだした。そんな印象だけで時計を買い替えてしまった(笑)。

 ForeAthlete55は同社のランニング系ウォッチでは最も安い、エントリーモデルだった。時計を買い替えてもやっていることはさして変化はなく、ウォーキングをランに切り替えたくらいだったが、この時計をつけているだけで何だか健康が増進し、体力が向上したような気分になれた。単純なものである(笑)。
 
 この時計を購入していちばん後悔したのは、盤面の径が少し小さく、厚みもやや貧弱なところ。女性用?みたいな印象。しかしこれをカバーするプロテクタを購入し装着したところ、問題はいっぺんに解決した。厚みが出て盤面も大きく見え、ゴツいウォッチに大変身した。以来、この時計をずっと使い続けようと心に決めた。単純なものである(笑)。

 この時計で心拍数、呼吸数なども記録しているので、入浴時以外はつねに腕に装着している。睡眠時、寝返った回数まで記録されている(笑)。こうした健康オタク的な性質が自分にもあったんだ、と気づかされ、感心しきりだが、日々、身体のデータに留意することは、体調維持、健康増進にはとても大切なことであると認識している。


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