「死ぬまでに全駅」 駅索引

2020/08/24

イチゴイチエキ。各駅紹介(552) #0074 寒川駅


#0074 寒川(さむかわ)

・東日本旅客鉄道 相模線
 香川(1.7km)(2.1km)宮山


さむかわ Samukawa
区分
撮影日2012/8/5
所在地神奈川県高座郡寒川町
開業1921(大正10)年
乗車人員(日)6,822人(2019)
駅構造地上駅・橋上駅舎
ホーム島式1面2線
他路線国鉄相模線(寒川支線)
※1984(昭和59)年廃止


2012

 メインの北口。

 神奈川県高座郡寒川町に所在。東日本旅客鉄道・相模線の駅。開業は1921(大正10)年、相模鉄道の駅として。1944年に国有化、現在は敷島パン、日東化工、スズケンなどの工場が集中する工業団地はかつて海軍工廠で、1923年に開通した寒川支線が輸送にあたった。その寒川支線も1984(昭和59)年限りで廃止。翌年に橋上駅舎化して現在の姿となった。

ロータリーを持つ北口。

北口出入口付近。
1982(昭和57)年に東西連絡の
跨線橋「さかえばし」が開通、
その後さかえばしに橋上駅舎が
接続された。

北口の駅西側に達する出入口。
さかえばしのようすもよくわかる。


 南口の出入口もふたつ。

 前出のさかえばしの完成により、駅南側の利便性は向上したが、改札口は変わらず北側の地上駅舎にのみ設置されていた。1985(昭和60)年に橋上駅舎となり、改札を通るためにいったん北側を経由する必要がなくなった。ちなみに有名な寒川神社は当駅ではなく隣りの宮山が最寄駅。

南口の東側出入口。

「さかえばし」に
駅舎がドッキングしたさまが
よくわかる写真。

南口の西側の出入口。


 橋上の改札口付近

 一日の乗車人員は6,822人(2019)で、乗換えのない単独駅では最多。起点終点の茅ケ崎、橋本を除く途中駅では海老名に次いで2位の数字。

南口側から改札口、北口方向を見る。

北口側から改札口前を。

改札前のようす。近年は営業を
終了する駅も多い中、
「みどりの窓口」が設置されている。

改札口。
暑いからね。電車が来るまで
涼んでひとやすみ。

改札内より改札口。


 ホーム(島式1面2線)

 ホームは島式の1面2線。下写真、橋本方向に向かい右が1番線上り茅ケ崎方面、左が2番線下り橋本方面。かつては当駅より寒川支線が西寒川まで分岐しており、駅構内は広く、側線を複数持っていたが、1984年に支線が廃止になると以降レールは撤去され、空き地となっている。
 電化されるまでは、気動車の走るローカル然とした路線だったが、1991年の電化以降は通勤路線としての役割を色濃くしている。

橋上駅舎から下りる階段付近より
橋本方向に向かい撮影。

逆に橋上駅舎方向、
茅ケ崎方向に向かい撮影。
左1番線上り、右2番線下り。

下り2番ホーム橋本方向にむかい、
ホーム茅ケ崎方より撮影。
すでに側線は撤去され久しいが、
20年前の写真は最下部参照。

上写真ほぼ同位置より
上り1番ホームより。


 茅ケ崎方面

 次駅は香川。すぐに単線に戻る。この先、県道45号の踏切となるが、側線のあった頃は踏切直前に側線の分岐点があった。

茅ケ崎方向を撮影。


 橋本方面

 次駅は宮山で、こちらが寒川神社の最寄駅となる。この先、下溝付近まで相模川沿いを寄り添って進む。

2番線ホーム端より橋本方向。
側線があった空き地に
レールはすでに存在しない。

橋上駅舎より橋本方向を俯瞰。
この先寒川支線との
分岐点があった。

2001
ひとつ上の写真とほぼ同位置より。
側線にまだレールが残っていた。

いわゆる「寒川支線」との
分岐点付近。当時はまだ空き地となって
残っていた。

支線は緑道公園となって
線路も一部、敷かれたまま。
公園内の「八角広場」と呼ばれる広場が
かつての西寒川駅のあった場所だ。




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