「死ぬまでに全駅」 駅索引

2016/06/29

次回より「50音別索引補完シリーズ」(全8回)開始。


この上のバーに各種索引がある。

このうち、50音別索引が最も早く設置され、アクセスも多い。

意外にバラけてはいるが、まだ240駅程度しか紹介していないので、この50音索引にはところどころ抜けがある。
つまり登録済であっても、まだその「音」から始まる駅は一度も紹介していないのでその音は索引から抜けている、ということである。

今回はこの索引を補完すべく、まだ登場したことのない「音」で始まる駅を全8回で紹介する。

なお、全国に約9,500ある駅のうち、「を」「ん」から始まる駅は存在しない。また「る」も2駅(留辺蕊、留萌)しかなく、どちらも未登録のため無視する。

ちなみに最も多い駅名は「し」から始まるもので、全国に760も存在する。


なんかどうでもいいような企画ですが(笑)、ご期待ください。

全国の駅を50音順に並べると3番目に登場する、
わたらせ渓谷鐵道/東武桐生線の

#0922相老(あいおい)駅。
今のところシヌゼン登録駅では筆頭にくる。
全駅でのトップは長良川鉄道の

相生(あいおい)駅。
読みは同じだが漢字が異なる。

2016/06/27

「死ぬまでに全駅」」(238) #0992 金島駅(群馬県)

#0992 東日本旅客鉄道 吾妻線 金島(かなしま)
渋川祖母島
【所在地】群馬県渋川市
【開業】1945(昭和20)年
【乗車人員(日)】199人
撮影日:2014/8/9
  
先月、渋川駅を紹介したばかりだが、
群馬県渋川市にある、JR吾妻線の駅。
福岡の西日本鉄道にも「金島」駅があるが、
そちらは「かねしま」。

簡素な造りの駅舎は2002年落成。
それ以前は貨車を改造した駅舎だった。
一日の乗車人員は199人。もちろん無人駅。

駅の東側は空地になっており、
駐車場がわりに使用されている。
古い写真を見ると、枕木とか
資材が山積みになっている。

ホームは相対式2面2線。
跨線橋で連絡する。

こちら1番線下りホーム、
向かい2番先上り方面。

貨物扱いがあった頃の名残り。
もちろん現在は使われていない。

2番線から大前方面を撮影。

群馬のこっちのほうって、
個人的に好きなんだよね何気に。
川の水がきれいそうじゃない?

跨線橋から渋川方面を撮影。

おなじく跨線橋から大前方面。
新幹線の高架が横切る。

新幹線建設工事のさいは、
当駅から引込み線を通し、
建築資材を運び込んだとのこと。




2016/06/24

「死ぬまでに全駅」(237) #0726 氏家駅

#0726 東日本旅客鉄道 東北本線 氏家(うじいえ)
宝積寺蒲須坂
【所在地】栃木県さくら市
【開業】1897(明治30)年
【乗車人員(日)】3,025人
撮影日:2014/1/3
 
栃木県さくら市にある東北本線の駅、
2005年に氏家町と喜連川町が合併、
さくら市となる。その代表駅。

木造駅舎の残る駅東側。
左、緑色の建物は東西自由通路。

1897年、日本鉄道の駅として開業。
5年後には喜連川人車鉄道が開通。
当駅が連絡駅となる。
ただし人車鉄道は16年で廃止。

東西連絡通路。
市が1億円かけて設置。
エレベーターも使用できる。

新設された西側出入口。
かつては改札のある東側駅舎へは
上野方にある踏切を経由するなどして
線路の向こう側へ渡らねばならなかった。

駅舎内のようす。
有名な喜連川温泉の広告が見える。
リゾートマンション分譲、か。

改札口。
一日の乗車人員は3,025人。
少しづつ増えてきている。

ホームは2面3線。側線が2本。
中央は東西連絡通路だが、
駅構内の跨線橋とは違い、
改札外の東西を連絡するだけ。

駅舎側の1番線上り上野方面。
改札口に直結している。

1番線から
エレベーターつき跨線橋を見る。

2番線は当駅発着列車のみ入線。
連絡通路下から上野方面を見る。

2番線から上野方面。

3番線は下り黒磯方面。
待合室はエアコンつきか。

駅西側に側線を持つ。
かつて住友セメントへの専用線があり、
1996年までは貨物列車も運行されていた。

2番線から黒磯方面を撮影。
黄緑色のセメントサイロが見える。
専用線跡のレールは
屋根付きの建物の中へ延びている。

2番線から上野方面。
  
市内の駅は当駅と蒲須坂駅。
鬼怒川左岸に展開し、
駅周辺以外は農耕地オンリーだが、
宇都宮への通勤客が
年々増加しているとのこと。
 
 



2016/06/22

「死ぬまでに全駅」(236) #0787 玉川村駅

#0787 東日本旅客鉄道 水郡線 玉川村(たまがわむら)
常陸大宮野上原
【所在地】茨城県常陸大宮市
【開業】1922(大正11)年
【乗車人員(日)】201人
撮影日:2014/4/5
 
茨城県常陸大宮市に所在する
JR水郡線の駅。
関東の駅百選のひとつ。
選定理由は、
「山間にとけ込んだロッジ風の駅舎に
コミュニティ施設を併設した駅」

駅舎は集会所、図書室を併設している。
「山小屋風」の駅は他にいくらでもあるが、
当駅のデザインはかなり秀逸な部類。

撮影枚数が少なく、駅舎内の写真がない。
いかんな(笑)
ホームは2面2線の相対式。
貨物扱いがあった頃の引込み線も残る。

何番線とかはないが、
駅舎側のホームが郡山方面、
向かいが水戸方面。

駅舎の裏側はこんな感じ。
玉川村とは周辺町村との合併前の呼称。
じつは福島県内の沿線に
「玉川村」があり、ちょっと紛らわしい。

上りホームから駅舎方面を撮影。

貨物扱いがあった頃のホーム跡。
1970年に扱いをやめた。

跨線橋から郡山方面を撮影。

同じく跨線橋から水戸方面をのぞむ。

駅周辺に何があるのと問われても、
返答に窮する。

大きいロードサイド店ができると
あっという間にその場所が
地域の中心地となってしまうご時勢。

そんな駅、地域をたくさん見てきたが、
当駅はコミュニティ施設を併設し、
周辺地域の中心的役割を担っている。
  





2016/06/20

「死ぬまでに全駅」(235) #1415 保津峡駅

#1415 西日本旅客鉄道 山陰本線 保津峡(ほづきょう)
嵯峨嵐山|馬堀
【所在地】京都府亀岡市
【開業】1929(昭和4)年
【乗車人員(日)】345人
撮影日:2015/8/14
京都府亀岡市に所在。
JR山陰本線の駅。
秘境駅ランキング165位。

周囲に人家は皆無。
ご覧のとおり谷にかかる
鉄橋上にホームがある。

下を保津川が流れる。
京都市西部を流れる桂川の
嵐山から上流部をとくにそう呼ぶ。

駅舎。
川を隔て東側は京都市西京区となる。

駅前のようす。
たくさんの車が停まっているが、
レジャーで来た行楽客のものも
含まれているのかもしれない。

改札口。
一日の乗車人員は345人。

改札内からの撮影。
北に5kmほどの場所に水尾集落があり、
自治会運営のバスがやってくる。

駅北側から撮影。
「川へ下りるにはどう行けばいいか」
と聞かれたが、わからん(笑)

駅北側の保津川のようす。
ゴムボートで川下りするのか?
3枚目の俯瞰写真はこの写真中央の
防護壁のあたりから撮影。

上下線ホームは
鉄橋下の通路を通って連絡する。

ホームは2面2線の相対式。
こちら1番線京都方面、
向かい2番線福知山方面。

同じく1番線から
福知山方面に向かって撮影。
両端をトンネルに挟まれる。

2番線から福知山方面。
1989年、新線切り替えのため
現在の位置へ移転。
それまでは保津峡沿いをうねうね沿って
通っていた線路をトンネルで一気に貫き、
大幅な時間短縮を実現した。

その旧線には現在、嵯峨野観光鉄道の
トロッコ列車が運行されている。

旧保津峡駅は
「トロッコ保津峡駅」として今も現役。
峡谷沿いの絶好のロケーションにあり、
人気が高い。
(撮影日:2000/7/20)

ホームのある鉄橋の下を
「保津峡下り」の船が通過してゆく。
釣りを楽しむ人の姿も見える。