酒保開ケ。各駅紹介（442）#1646 所沢駅

#1646 所沢（ところざわ）駅 ・西武鉄道　新宿線 　東村山｜航空公園 ・西武鉄道　池袋線 　秋津｜西所沢

【区分】甲　【撮影日】2016/5/1 【所在地】埼玉県所沢市

【開業】1895（明治28）年

【乗車人員（日）】47,779人(2014)

2016
■駅名標

埼玉県所沢市に所在。
西武鉄道の駅で、
新宿線、池袋線の両幹線の
乗換駅として機能している。

■西口

所沢市は人口34.4万、
入間市や川越市などの県内の
自治体に加え東京都と隣り合い、
東村山市、清瀬市ほかと
隣接している。

開業は1895（明治28）年と古い。
旧川越鉄道が開通し、
1915年に武蔵野鉄道が開通し
駅の共用が始まった。

西口には「ワルツ所沢」や
西武所沢店、西友所沢駅前店など
商業施設が集中する。
歴史的経緯からか新宿線が優先され、
池袋線が台頭するのは1960年台。

■東口（GranEmio設置以前）

東口には「Grand Emio所沢」。
2018年3月開設だが写真は
2016年のもの。
東口そのものの開設は
1983年。

Grand Emio開設によりEmio、
所沢ステーションビルは閉店。
以降、東西にふたつの顔を持つ
電鉄を代表する連絡駅となった。

■南口（改札は2012年に廃止）

現在は廃止された南口改札。
2000年に旧東口と南口を統合し
新しい改札を設けたが、2012年
Emio所沢オープンにより
役目を終了し撤去された。

役目を終えた南口の機能が
まだ残っていた。2016年5月。

■改札階・改札口

改札口はGrand Emioと
中央自由通路のこの改札口の
ひとつに集約された。

広々とした中央改札。
一日の乗車人員は51,327人。
西武鉄道全92駅中7位。

中央自由通路を
西口に向かって。

■改札内コンコース

改札内から改札口を撮影。
広々としたコンコースは
人々の往来が
途切れることがない。

改札内コンコース。
エキナカ売店「Tomony」、
花屋、宝くじ売り場、
パン屋、カレーショップなど
充実している。

駅構造は東急の
たまプラーザにも似ていて、
また同スタイルの駅が
増えてきている。

改札内コンコースのようす。
改札口は左側。

くつろぎスペース

とこてらす／トコニワ

当駅には駅利用者のための
「くつろぎスペース」が
改札内と改札外に
用意されている。
「とこてらす」と「トコニワ」

「とこてらす」は改札内コンコースの
飲食店ゾーンに設けられたスペースで、
ライオンズのゲームの
パブリックビューイングも行われる。

駅の屋上階に設けられた
「トコニワ」。
ハーブ類、シマトリネコなどが
植えられ緑のあふれるスペース。

鉄道ファンのために
レールや古い施設機器類が
展示されている。

1番ホーム　新宿線下り

（本川越方面）

1番線は新宿線下り
狭山市、本川越方面。
橋上駅舎下から
本川越方向を見る。

ホーム中ほどより
東村山、西武新宿方面。
創業100周年に、
フラッグシップとなる
駅舎を目指し誕生した。

同じく1番線より。
当駅は3面5線だがその内訳は
2,3番線、4,5番線が島式ホーム。
このホームは単式1線となる。

東村山、新宿方向に
向かって撮影。
新宿線と池袋線は上下が
逆になって駅に進入してくる。
注意が必要だ。

2番ホーム　新宿線上り
（東村山、西武新宿方面）
3番ホーム　池袋線上り

（東村山、新宿方面）

1番ホームより東村山方向へ
向かい2,3番線を撮影。

2番線ホームから本川越方向。
開業以来、部分的に継ぎ足しで
駅を改修してきたが
2012年、100周年を機に
大改修で面目を一新した。

2,3番ホームを
右2番線新宿線上り、
左3番線池袋線下り電車が
並ぶ。
本川越方向を撮影。

3番ホームは池袋線上り。
このホームに発着する電車は
見かけ上右側通行になり、
日本の鉄道的には左右逆となる。

4,5番線　池袋線下り
（飯能・西武秩父方面）

左ホームが4,5番ホームで
池袋線下り。4番線が副本線、
5番線が本線だが緩急連絡は
「抜かれる」側が本線の
5番線に入線する。

5番線飯能方面を
ホーム飯能寄りから
飯能方向を見て撮影。

5番ホームの飯能方より
池袋方向。
右の線路は「6番線」で、
甲種輸送などに用いられる
新秋津方面との連絡用。

左4番線、右5番線。
先に書いたように
左4番線が副本線だが
「抜かれる」本線の5番に
各停小手指行きが入り、
「抜く」レッドアローが
4番に入っている。

■絡みあう新宿線・池袋線

北側の跨線橋より合流部を俯瞰。

1番線ホーム端より
新宿線川越方面(左)。
右へ向かうのが
池袋線練馬。池袋方向。

1番線ホーム端より川越方面。
右は池袋線練馬、池袋方面。

逆に池袋線（左）と新宿線（右）を
飯能方面、東村山方向に向かって。
絡み合う両線は並走しても
上下線としては逆方向に進む。