「死ぬまでに全駅」 駅索引

2020/10/07

イチゴイチエキ。傑作選【2017/6/7投稿】
埼玉県編2/3 #1222 蕨駅

シヌゼン各駅紹介(326) 
希少な「漢字1文字」駅へご案内(5) #1222 蕨駅


#1222 蕨(わらび)

・東日本旅客鉄道 東北本線
 西川口南浦和

【区分】甲 【撮影日】2015/3/15
【所在地】埼玉県蕨市
【開業】1893(明治26)年
【乗車人員(日)】59,501人

【部首】くさかんむり
【画数】15画
【音読み】ケツ
【訓読み】わらび
【意味】わらび。
山野に自生するイノモトソウ科のシダ植物。食用。
【漢検】準1級

埼玉県蕨市の代表駅で、
東北本線の所属駅。
京浜東北線電車が停車する。
函館本線蕨岱駅の廃止により、
今年3月から駅名を50音順に並べると
最後となる駅に。

こちら西口。蕨市は人口7.2万。
全国の市の中で最も面積が小さく、
東京23区を除けば人口密度が最も高い。
また、駅名同様、
日本の市町村を50音順に並べると
いちばん最後となる。

江戸時代には蕨宿が置かれ、大変栄えた。
出身の著名人にアナウンサー小島奈津子、
俳優吉岡秀隆、ALFEEの高見沢俊彦など。

西口駅前ロータリー。
ほんのり昭和の香り(笑)。
市庁舎はこちら側。
川口寄り線路際には
沖電気のシステムセンターがある。

当駅は橋上に改札がある。
西出入口から改札へ向かう、
階段、エスカレーター。

改札は東寄りの
京浜東北線ホーム上にあるため、
東北本線の複々線を長い連絡通路で渡る。
駅コンコースを抜け、東口へ出てみよう。

東口駅舎。
こちら側のほうが繁華街っぽい。
エレベーター併設の階段に
駅名のサインがある。

蕨にはイラン人やクルド人の方々が
多く暮らす。
彼らは蕨を第二の故郷として
「ワラビスタン」と呼ぶ。

改札前のコンコース。
広く取られ、キオスク、
立ち食いそば屋などがある。

同じく改札前。いちばん奥に改札。
右がそば屋さん。左は東口へ下る階段。

改札口は橋上の1ヶ所。
一日の乗車人員は59,501人。
JR東日本全駅中78位。
JRの埼玉県内の駅では6位。
同規模の駅に長津田、市川など。

改札内から改札口。
駅舎は1967年に改築されたもの。

改札内には清算機、トイレが見える。
トイレは洋式は
すべて温水洗浄便座とのこと。

ホームは1面2線の島式。
京浜東北線電車が発着する。
右は2010年に竣工した
「シティタワー蕨」。
蕨貨物駅跡地に建つ
地上30階建てのタワマン。

2番線は北行大宮方面電車が発着。

改札階へいたる階段付近。
複々線を跨ぐ連絡通路の長さがわかる。

1番線は南行東京、横浜方面。
橋上駅舎の下は薄暗い。

同じく1番線やや東京寄りから
東京方面。

東京方面を撮影。
次駅は以前紹介した西川口

1番線ホーム端から大宮方面。
緑の橋は県道111号。
しかしそこはまた川口市となる。
東北本線を跨ぐ道路は市内に1ヶ所のみ。
しばらく進むとやっとさいたま市となる。

1944
赤枠が駅の位置。
左の南北に走る道路が国道17号、
旧中山道で、周辺は宿場町として栄えてきた。
その様子がわかる。
写真下部やや右の住宅密集地は三和町。
当時の住宅営団が
陸軍工廠などの工員のために建設。
防空防火のため地域内は緑が多く、
町内で生活が完結するよう、
郵便局、商店、浴場などが配置された。
しかし1945年4月13日の空襲で89戸が消失した。
戦後はそのまま住宅地となったが、
「三和町」の名は残っていない。






出典:漢字辞典オンライン:http://kanji.jitenon.jp/
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