「死ぬまでに全駅」 駅索引

2021/07/26

イチゴイチエキ。各駅紹介(648) #0096 三崎口駅

 

#0096 三崎口(みさきぐち)  
 
・京浜急行電鉄 久里浜線
 三浦海岸(2.2km)
【京浜急行電鉄 久里浜線】堀ノ内--新大津--北久里浜--京急久里浜--YRP野比--京急長沢--津久井浜--三浦海岸--三崎口

みさきぐち Misakiguchi
区分
撮影日 2012/8/19
所在地 神奈川県三浦市
開業 1975(昭和50)年
乗車人員(日) 8,635人(2018)
駅構造 地上駅・橋上駅舎
ホーム 相対式2面2線
その他 標高32m(京急駅最高)

 

2012
   
 駅名標
神奈川県三浦市に所在する、京浜急行電鉄久里浜線の駅。駅番号はKK72で、京急全線の駅数も72。京急はもちろん、関東の大手私鉄でも最南端に位置する終着駅である。開業は1975(昭和50)年、同路線三浦海岸~三崎口延伸時。路線はさらに油壷まで延伸する予定だったが、用地取得の難航と環境保全の観点から、5年前より工事は事実上凍結されたままである。
   
油壷延伸の「根拠」だった
マリンパークはあと2ヶ月、
2021年9月いっぱいで閉館。


 駅周辺のようす
周囲は丘陵の地形で、上り方向の三浦海岸側は高架、駅舎・油壷側は地平に掘を割ったように設置されている。駅前を国道134号線が走り、おもに農耕地の中を進み、引橋三叉路で一転北上、横須賀市市内中心部まで続いている。

駅舎はこの撮影の1年前、
2011(平成23)年供用開始、
装いを新たにした。

2010
改装前の駅舎はこんな。
こぢんまり。もう左背後に
新駅舎が姿を見せている。

駅前。国道134号線は休日は
混雑するイメージしかない。
ぜひ電車でもどうぞ(笑)

バスは3番のりばまで。
すべてが京浜急行バスで、
周辺の観光スポットほか
遠くJR横須賀駅行きも。

三浦市の中心街からは
4kmも離れており、周囲は
名物の大根、キャベツなどの
農耕地が広がる。丘陵地だが
駅からは海は見えない立地。


 改札口、駅舎内
一日の乗車人員は8,635人(2018)。1995(平成7)年には10,947人を数えたが、年々少しづつ減少してきている。京急全72駅中、45番目の数字。市役所や市街中心部はさらに南に4kmほど離れている。なるほど駅名も控えめに「三崎口」。

改札外より改札口。
右は駅そば屋さん。

改札内より改札口。

突き当たって右に
改札口。

上写真の背後は跨線橋で
各ホームへ連絡。
手前1番ホームへ、奥が
2番ホームへ。

跨線橋突き当り、
2番ホームへの階段がこちら。


 ホーム(相対式2面2線)
1,2番ホームは駅舎、バスターミナル側が1番、その向かい西側に2番ホームとなる。ホームが切れてその先、線路は国道134号下を抜けて20mほど続いて終端部となる。終端部には電鉄の変電所がある。

左が2番、右が1番ホーム。
終端部付近より久里浜方向。

1番ホームやや久里浜方より
駅舎、終端部方向。

1番ホームほぼ中間部より
久里浜方向を撮影。

マリンパーク下車駅を案内する
看板も、あと2ヶ月ほどで
御役御免。1番ホーム久里浜方より
駅舎、終端部に向かい。

ホーム1,2番に
とくに区別はない。1番ホーム
久里浜方終端より駅舎方向を撮影。

2番ホームやや久里浜方より
駅舎、終端部方向を撮影。

2番ホーム中間部付近より
久里浜方向を撮影。


 終端部のようす
もともと久里浜線の終点は油壷で、延伸することを前提に計画が進んでいたが、自然環境保全などの諸問題により2016年に計画は凍結されることになった。今世紀に入り駅利用客も漸次減少しており、いずれ賢明な判断だったと言われるのかも知れないが、やや複雑な印象を受ける。
   
2番ホーム終端部より
「油壷」方向を撮影。
国道134号をアンダーパスするが
それ以前に車止めが置かれている。

国道134号の高架から
駅方向を見る。

自然に還りつつある
油壷方面。右上は京急の
三戸変電所。


 上り横浜・品川方面
次駅は2.2km先に三浦海岸。
   
駅舎跨線橋より
久里浜方向を俯瞰する。

三浦はやはり夏かな。






     
   
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