#0818 こどもの国(こどものくに)駅 [第三種鉄道事業者] ・横浜高速鉄道 [第二種鉄道事業者] ・東急電鉄 こどもの国線 (1.6km)恩田| |
こどものくに Kodomonokuni | |
区分 | 甲 |
撮影日 | 2014/4/19 |
所在地 | 横浜市青葉区 |
開業 | 1967(昭和42)年 |
乗車人員(日) | 5,947人(2016) |
駅構造 | 地上駅・無人駅 |
ホーム | 1面1線 |
2014
駅舎と改札口
横浜市青葉区に所在する、横浜高速鉄道こどもの国線の終着駅。
横浜高速鉄道が第三種鉄道事業者で路線を保有し、東急電鉄が第二種鉄道事業者として電車の運行をおこなう。開業は1967(昭和42)年。陸軍の弾薬庫跡に「こどもの国」が開園し、東急こどもの国線が来園者の輸送を担ったが、1980年代に入ると周辺の宅地化がすすみ、通勤路線化への要望が高まってくる。1997年、こどもの国協会から横浜高速鉄道へ第三種鉄道事業が譲渡され、2000(平成12)年、通勤線化し、園の営業と関係なくダイヤが組まれ、運行を開始した。
駅舎と改札口。終端駅である。 |
一日の乗車人員は5,947人(2016)。 すっかり通勤路線と化す。 |
改札内から改札口。 「こどものくに」駅は他に2つ。 愛知県西尾市の名鉄蒲郡線と 宮崎市にあるJR九州・日南線にある。 |
ホーム(1面1線)
頭端式1面1線のホームは有効長5両分。電車は通常は2両編成で運行される。弾薬庫当時は現在の園内中央広場一帯に貨物用ホームがあり、動員された学徒が作業に従事していた。園内には当時の弾薬貯蔵庫跡が点々と現存し、子どもの遊園地にあって異彩を放っている。
なお、横浜高速鉄道Y000系電車は当路線に投入された最初の新製車両となった。
ホームやや長津田寄りから 終端部、駅舎方向。 |
駅舎、改札口至近から長津田方向。 電車は2両編成だが、ホーム有効長は 5両分で、臨時列車にも対応できる。 |
長津田方向から改札口、 駅舎方向を見る、 |
駅舎寄りより長津田方向。 右の広大な駐車場は以前は 資材置き場のような場所だった。 |
ホーム頭端部で線路が切れているが、 旧軍時代は現在の中央広場まで 乗り入れて弾薬の輸送を行っていた。 |
駅頭端部より長津田方向。 駐車場はこの正面駐車場のほか 臨時の牧場口駐車場があり、 こちらも線路がひかれ、 貨物用ホームが設置されていた。 |
2001
20年前には辛うじて「弾薬庫」時代の
面影が各所に残っていた園内。
中央広場はかつて貨物ホームが
あった場所。
こどもの国線には「通勤線」化後も
専用線の遺構が残っていた。