2020/08/31

イチゴイチエキ。各駅紹介(554) #0520 甲斐岩間駅


#0520 甲斐岩間(かいいわま)

・東海旅客鉄道 身延線
 久那土(1.5km)(1.5km)落居


かいいわま Kai-iwama
区分
撮影日2013/8/3
所在地山梨県西八代郡市川三郷町
開業1927(昭和2)年
乗車人員(日)140人(2017)
駅構造地上駅・無人駅
ホーム島式1面2線


2013

 駅名標

 山梨県西八代郡市川三郷町に所在。東海旅客鉄道・身延線の駅。旧六郷町の代表駅で、特急「ふじかわ」も停車する。身延駅が管理する無人駅。

印章の生産で有名。

 駅舎、駅前のようす。

 駅舎は西側にあり、ホームよりやや南、富士方に置かれている。現在の駅舎は2001(平成13)年に建て替えられたが、その2年前には無人駅となった。隣接して駐在所がある。一日の乗車人員は140人(2017)。

身延町営バスのバス停が見える。
循環路線は久那土駅、下部温泉駅などを
経由して運行される。

利用客がいらしたか、
当駅の駅舎内部の写真がない。
駅舎内には待合室とトイレがある。


駅前のようす。ハンコの里、である。


南側、富士方面にある踏切。


 ホーム(島式1面2線)

 ホームへは構内踏切を経由する。上り富士方面の普通電車はほぼ1本/時だが、当駅は特急7往復も停車するのでそのぶん本数が多い。下り甲府方面への電車はやや少なく、特急を含めて1本/時なので、普通電車は日中2時間に1本となる時間帯もある。

駅舎から構内踏切を使い、
ホームへ。富士方向を見る。

ホームへは階段とスロープを。

ホーム構内踏切付近より
駅舎、富士方向を見る。

ホームは島式1面2線。
左が上り富士方面2番ホーム、
右が1番ホームで下り甲府方面。

上写真ほぼ同位置より
1番ホーム下り。
その右は側線だが途中で途切れる。

ホーム中ほどより甲府方向。
側線にも架線が敷設されている。


 甲府方面

 次駅は落居。側線が途切れているのが見える。



 富士方面

 次駅は久那土。乗車人員は1950(昭和25)年に1,160人を数えたが、いまやその数はわずかに140人である。




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2020/08/28

路線全駅紹介(77) 東武鉄道 小泉線


東武鉄道 小泉線
(とうぶてつどう こいずみせん)

西小泉 2015-10

<DATA> ※いわゆる太田支線は下記参照。
開業
1917(大正6)年3月12日
(中原鉄道)
路線距離
12.0km
軌間
1,067mm 全線単線
電化方式
直流1,500V 架空電車線方式
起点/終点
館林/西小泉
駅数
7(起点・終点含む)
最高速度
75km/h

<当路線のざっくり年表>
1917(大正6)年
中原鉄道が館林~小泉町間に開業。
1922(大正11)年
中原鉄道から上州鉄道に商号変更。
1937(昭和12)年
東武鉄道が上州鉄道の鉄道事業を譲受。
1939(昭和14)年
石河岸線小泉町~仙石河岸間開業。
1941(昭和16)年
6月、太田~小泉町間開業。7月、小泉町~西小泉間営業開始、12月、小泉信号所(現・東小泉駅)開設。
1942(昭和17)年
4月、小泉信号所を旅客駅とし東小泉駅開業。5月、竜舞駅開業。
1943(昭和18)年
5月、太田~西小泉間電化。10月、館林~東小泉間電化。
1955(昭和30)年
東小泉駅を信号所に変更、小泉町駅の旅客営業再開。
1976(昭和51)年
仙石河岸線西小泉~仙石河岸間廃止。
1977(昭和52)年
東小泉駅旅客営業再開。
1996(平成8)年
貨物列車廃止。
2003(平成15)年
東小泉~太田間でワンマン運転開始。
2006(平成18)年
館林~西小泉間でワンマン運転開始。


------------群馬県館林市-----------
#01125 館林
(たてばやし)
【区分】甲 【撮影日】2014/12/6
【開業】1907(明治40)年
【乗車人員(日)】11,046人*(2019)

*降車含む。
【他路線】東武鉄道 伊勢崎線、佐野線
【その他】関東の駅百選 選定駅
0.3km

(1941年廃止・・・目車駅)

2.3km
#01482 成島
(なるしま)
【区分】戊 【撮影日】2015/10/10
【開業】1926(大正15)年
【乗車人員(日)】1,141人*(2019)

*降車含む。
4.2km
----------群馬県邑楽郡邑楽町----------

(1941年廃止・・・狸塚駅)
#01483 本中野
(ほんなかの)
【区分】戊 【撮影日】2015/10/10
【開業】1917(大正6)年
【乗車人員(日)】1,057人*(2016)

*降車含む。
2.4km
#01484 篠塚
(しのづか)
【区分】戊 【撮影日】2015/10/10
【開業】1917(大正6)年
【乗車人員(日)】227人*(2016)

*降車含む。
1.8km
----------群馬県邑楽郡大泉町----------
#01485 東小泉
(ひがしこいずみ)
【区分】戊 【撮影日】2015/10/10
【開業】1941(昭和16)年
【乗車人員(日)】1,614人*(2016)

*降車含む。
【駅名変遷】小泉(信)(1942)
0.9km
(1941年廃止・・・瘤観音駅)
#01498 小泉町
(こいずみまち)
【区分】戊 【撮影日】2015/10/11
【開業】1917(大正6)年
【乗車人員(日)】435人*(2016)

*降車含む。
【その他】
廃止(1942)旅客営業再開(1955)
1.3km
#01499 西小泉
(にしこいずみ)
【区分】戊 【撮影日】2015/10/11
【開業】1942(昭和16)年
【乗車人員(日)】1,432人*(2017)

*降車含む。
【その他】(2017)新駅舎供用開始、
レビュー1,001~1,500駅 第1位
(グランプリ)



東武鉄道 小泉線
(とうぶてつどう こいずみせん)
いわゆる太田支線

東小泉 2015-10

<DATA> ※いわゆる「太田支線」
開業
1941(昭和16)年6月1日
路線距離
6.4km
軌間
1,067mm 全線単線
電化方式
直流1,500V 架空電車線方式
起点/終点
東小泉/太田
駅数
3(起点・終点含む)
最高速度
75km/h

----------群馬県邑楽郡大泉町----------
#01485 東小泉
(ひがしこいずみ)
4.4km
------------群馬県太田市------------
#01497 竜舞
(りゅうまい)
【区分】戊 【撮影日】2015/10/11
【開業】1942(昭和17)年
【乗車人員(日)】606人*(2018)

*降車含む。
4.7km
#01491 太田
(おおた)
【区分】戊 【撮影日】2015/10/11
【開業】1909(明治42)年
【乗車人員(日)】11,788人*(2018)

*降車含む。
【他路線】東武鉄道 伊勢崎線、桐生線
桐生線赤城まで乗り入れ


2020/08/26

イチゴイチエキ。各駅紹介(553) #0616 藤代駅


#0616 藤代(ふじしろ)

・東日本旅客鉄道 常磐線
 取手(6.0km)(2.1km)龍ケ崎市


ふじしろ Fujishiro
区分
撮影日2013/11/3
所在地茨城県取手市
開業1896(明治29)年
乗車人員(日)6,123人(2019)
駅構造地上駅・橋上駅舎
ホーム相対式2面2線


2013

 駅名標

 茨城県取手市にある、JR常磐線の駅。開業は1896(明治29)年、日本鉄道の駅として。1906年の国有化により常磐線の駅となる。取手方数百mの地点にデッドセクションがあり、当駅側が交流、取手方が直流電化となっている。

かつての水戸街道の宿場町・藤代宿。
ちなみに下り次駅が「佐貫」となっているが
2020年3月に「龍ケ崎市」と改称されている。


 北口のようす。

 駅開業時はこちら北側に駅舎があったが、1987(昭和62)年に橋上駅舎化し、同時に南口が開設した。東側を小貝川が蛇行して流れ、国道6号が市街地を東西に走り抜ける。

橋上駅舎となる前の駅舎は
土浦以南では最後まで残った
木造駅舎だった。

北口はこの先に、
2018年に供用を開始した
交通広場・タクシープールがある。


 南口のようす。

 1987年の橋上駅舎化とともに開設した南口。左は不動産関係の店舗が構える。基本的に住宅地になっているが、大型のSCが建ち、賑わいを見せている。なお2005(平成17)年までは北相馬郡藤代町だったが、以降、取手市に編入された。

南口駅前のようす。
バスの発着するロータリーを備え、
古くからの北口に比べ、
機能的にまとめられている。

上野~土浦間の駅では
最も乗降客が少ない。

土浦方から橋上駅舎を撮影。


 橋上駅舎内のようす。

 一日の乗車人員は6,123人(2019)。2000年には8,513人を数えていたが、じりじりと減少を続け、上野~土浦間の常磐線(快速)駅では最も利用客が少ない駅となった。

北側出入口付近より
改札付近、南側出入口にむかい。

逆に南側出入口階段付近より
改札口、北側出入口方向を見る。

取手市は壁画によるまちづくりに
取り組んでおり、駅コンコースにある
この絵もその一環なのか。

改札外のコンコースより
改札口を撮影。写真右の
みどりの窓口は2019年に
営業を終了した。

改札内コンコースより
改札口を撮影。

改札内コンコースの
1番ホームに下りる階段付近。
左にエスカレーター、階段は
両サイドにある。EVはつきあたり。

上写真とは逆に2番ホームへ
下りる階段、エスカレーターに
むかって撮影。ひととおりは
揃っていて設備はじゅうぶん。

 ホーム(相対式2面2線)+中線

 長大な常磐線電車に対応する長いホームを持つ。

左が北側1番線下り土浦・水戸方面、
こちらが2番線上り上野方面ホーム。

上写真より駅舎側へ寄って撮影。
待避線(中線)には架線も敷かれ、
水戸支社の列車の折り返しにも
使用される。

2番ホームやや上野寄りから
上野方面を撮影。電車は平日上り
朝7時台で9本/時、日中は15分毎。

2番ホーム橋上駅舎下付近から
土浦方向を撮影。

2番線やや土浦寄りより
橋上駅舎、上野方向を撮影。

かわって1番線下りホーム。
やや上野方より上野方向を。

逆に橋上駅舎付近より
土浦方向を撮影。

1番線橋上駅舎より土浦寄りから
上野方向を撮影。

1番線土浦方向に向かい
橋上駅舎付近より撮影。


 土浦方面

 次駅は龍ケ崎市。中線が上下線から分岐しているのがよくわかる。

望遠で狙うとかなりの勾配が
ついているのがわかる土浦方面。

同方向を
1番ホーム土浦方ホーム端より。


 上野方面

 当駅から取手方へ数百m進むとデッドセクションがあり、直流と交流の切り替えが行われる。当駅側が交流電化。以前は電源切り換えのため室内灯がすべて消える現象が起きたが、最新の電車では変化はほとんどわからないようだ。

2番線上野方ホーム端より
上野方面。次駅は取手。
当駅に直流電車は入線できない。

上野方を1番線ホーム端より。
当駅を通過する電車や機関車は
すべて交直両用の車両である。






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