#0197 稲梓(いなずさ)駅
・伊豆急行 伊豆急行線
いなずさ Inazusa | |
区分 | 甲II |
撮影日 | 2012/12/8 |
所在地 | 静岡県下田市 |
開業 | 1961(昭和36)年 |
乗車人員(日) | 24人(2018) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 島式1面2線 |
秘境駅ランキング(2020) 第175位
2012
駅名標
静岡県下田市に所在。伊豆急行線の駅。開業は路線開設時の1961(昭和36)年。上り次駅の河津との間に全長2,796mの谷津トンネルがあり、これは開通時、全国で3番目に長い私鉄のトンネルだった。本来は河津を出て東の海岸沿いを進むルートの予定だったが、東急vs西武の縄張り争いにより、山側を長大トンネルで貫通するルートを取らざるを得なくなってしまった。そんな山間部にぽつんと佇む秘境駅である。
谷津トンネルはもちろん、 伊豆急行線内では最長のトンネル。 |
駅舎と周辺、改札口
国道414号から東へ分岐する県道(河津下田線)からさらに1本道路を入った小集落の高台に立地する。周囲に民家が散在しており、秘境というにはやや憚りがある。一日の乗車人員は24人(2018)で、20年前の2000(平成12)年には79人を数えていた。
2012(平成24)年に無人化。 |
シャッターが下りている部分は 券売の窓口だったようだ。 |
駅名表記も当時のままか。 |
当時は工事中だったのか、 何を工事しているのか よくわからないが。 |
細い坂道を登って駅に到達。 バリアフリー工事のように 見えなくもないが、違うと思う(笑) |
東側の山の斜面。 荘厳な雰囲気でいいね。 |
ゴースト失礼。 駅舎を入口正面から。 |
ICカード改札機が設置されている。 |
ホーム(島式1面2線)
電車は1時間に1~2本で、特急はすべて通過。構内踏切が駅舎とホームを連絡している。西(崖)側が2番線で上り伊東方面、東側が1番線で下り下田方面とされているが、2番線側を直線とする1線スルー構造で、交換がない場合は列車は上下とも2番ホームに優先して入線する。
下田方ホーム端の 構内踏切より伊東方向を見る。 |
構内踏切近くより 駅舎と下田方面を見る。 |
ホーム中ほどのみに 上屋がかかる。伊東方面。 |
1番線下田寄りから伊東方向を見る。 |
2番線やや伊東寄りから 伊東方面を撮影。 |
谷戸の地形の平地部部には 民家が数軒連なる。 秘境と言うにはどうなのか。 |
伊豆急下田方面
次駅は蓮台寺。当駅より終点の伊豆急下田までの3駅が下田市内に所在。
1線スルー構造なので 2番ホームより下りの電車が 駅を離れていく。 |
伊東方面
次駅は河津。間もなく谷津トンネルに入っていく。
再び単線となる。 |
海からずいぶん 遠ざかってしまった。 |
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