2017/12/06

「死ぬまでに全駅」(366) #1775 国領駅

#1775 国領(こくりょう)

・京王電鉄 京王線
 柴崎|布田
【区分】甲 【撮影日】2016/10/16
【所在地】東京都調布市
【開業】1913(大正2)年
【乗車人員(日)】19,148人
【その他】1927年に現位置に移設。

東京都調布市に所在。
京王電鉄京王線の駅。
2012年8月より地下駅となる。

駅舎は地上。
格子のデザインは他でもよく見る。

駅の地下化にともない駅前を再開発。
駅舎背後の商業ビルは
「ココスクエア調布」。

北側にはタワマンの「ル・パサージュ」。
地上34階建て。
下層階は商業ビルの
「グランタワーコクティー」。
コクティーって、トツカーナ(戸塚)と
いい勝負のネーミングだな(笑)

開業は1913年、京王電気軌道の駅として。
1927年に現在の位置に移転した。
2006年から地下化工事が始まり、
不発弾が発見されたりでいろいろあって
2012年に工事は完了した。

かつての地上の線路跡は
舗装されてはいるがまだ空地の状態。


では改札を抜けて構内へ入ってみよう。

改札口は1ヶ所。
一日の乗車人員は19,148人。
この10年前が1万5千だから
かなりの伸びを見せている。

すっきりした改札内のコンコース。
階段を下りるとすぐのホームは
地下1Fにある。

改札側から撮影。奥はトイレ。
京王のイメージカラーの
濃いピンクとブルーの配色が
トイレにも活かされてる(笑)

ホームは1面2線の島式。
ホームドアを完備。
青いドアは1番線下り八王子方面、
赤いドアは上り新宿方面。


当駅は京王線の各駅停車のみが
停車する駅では最も乗降人員が多い。

ガラス部分はエレベーターである。
この付近、何だか少し明るい。

吹き抜けがあり、外光が見える。
地下1階にホームがあり、
地下鉄のようにあまり深くない。

かわって2番線。
地上時代は狛江通りが線路を横切り、
駅前には「開かずの踏切」があって
渋滞を引き起こしていたという。

壁面に広告があってもよさそうだが、
当駅には見当たらない。
その分さっぱり清潔感を感じる。
まあ、まだできて4年くらいしか
たってないけど(笑)

同じく2番線を新宿方向を見て。

これは何なんでしょうね(笑)

2番線ホーム端から新宿方向。
駅を出てすぐに地上に戻る。

1番線ホーム端から八王子方向。
この先布田・調布と地下駅が続く。
いずれも当駅同様、2012年に切り替え。
「国領」は古代、この地が
朝廷の直轄地であったことに由来。






2017/12/04

「死ぬまでに全駅」(365) #1623 茂木駅

#1623 茂木(もてぎ)

・真岡鐵道 真岡線
 天矢場|
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【所在地】栃木県芳賀郡茂木町
【開業】1920(大正9)年
【乗車人員(日)】341人

真岡鐵道真岡線の終着駅で
栃木県芳賀郡茂木町に所在する。

1920年、国有鉄道真岡線として開業。
1987年の国鉄分割民営化を経て
1988年、真岡鐵道の駅となった。

広くスペースの取られた駅前。
茂木町はゆずや椎茸が名産。
若い人には「ツインリンクもてぎ」か。
インディカーシリーズが開催され、
WTCC(世界ツーリングカー選手権)も。

駅前のようす。
駅前通り、って感じ(笑)
右に郵便局、正面はお寺。

そば屋さんの前に
蕎麦打ちの実演?コーナーが。
朝5時過ぎでは開いているはずもなし。

駅入口。
もうすぐ上り始発列車が駅を出る。
利用客は皆無。

駅舎内。
向かいは待合室で空調完備。
右の階段を上がると
催事に使える広いスペースがある。

待合室の中はこんな。
木のぬくもり。

一日の乗車人員は341人。
列車は毎時1~2本となかなか便利。
始発も5時前半で早い。

改札内から撮影。
もう鯉のぼりが。
人影が見えるが、こんな早朝から
駅の清掃をしていた方々。

ホーム全景。
単式1線で、瓦屋根が見える。
張り出したバルコニーみたいなのは
展望スペースで、このあと紹介する
SLの転車台を見下ろせる。

下館方から駅舎方向。
もとは側線も持ち、
構内は広かったようだ。

改札付近から。駅窓口は
早朝、お昼、18時以降は営業しない。

終端側から改札方向。
小さな転車台があり、
歩道がそばまで用意され、
SLを間近で見学できるようだ。

終端側から回り込む歩道。
真岡鐵道のSLへの入れ込みようは
他社の追随を許さない。
真岡駅に行ってみるとわかる。

トーマスなんかメじゃない(笑)

転車台の設置は1996年で、
昔からここにあったわけではないようだ。
C12とC11を保有しており、
「SLもおか号」として土日に運行される。

下館方ホーム端より下館方向。
右手の小山の崖には地下壕入口が残る。
戦時中、東芝の疎開工場として
掘削されたもの。
高射砲の砲身を製造する予定だった。

終端から100mほど線路が続く。
国有鉄道長倉線として延伸予定で、
1937年から工事が始まるも、
戦争により頓挫。
トンネルなどの遺構が今も残る。

1947
USA-R389-106を加工)
赤丸が当駅。
水色点線の長倉線の路盤がはっきりと写っており、
工事はまずまず進捗していたことがわかる。
中央の工場は1953年にクラリオンの工場となるが
それ以前は専売公社のたばこ工場だった。
クラリオンの工場は2000年に閉鎖、
現在更地になっていて、町がさかんに
工場誘致をおこなっている。





2017/12/01

「死ぬまでに全駅」(364) #0139 金沢八景(仮)駅

#0139 金沢八景(仮)かなざわはっけい)

・横浜シーサイドライン 金沢シーサイドライン
 野島公園|
(取材時の事業者名は横浜新都市交通)
【区分】甲 【撮影日】2012/10/13
【所在地】横浜市金沢区
【開業】1989(平成元)年
【乗車人員(日)】7,558人
【その他】副駅名:関東学院大学前
 (2018)京急本線金沢八景駅まで延伸予定。

横浜市金沢区に所在。
横浜シーサイドラインの駅。
ただし現在の駅は仮のもの。
2018年度には150mほど延伸し
京急駅と接続する予定。

鎌倉時代、北条政子が創建した
琵琶島神社が浮かぶ平潟湾に
並行して駅は設置されている。

地上の出入口。
これと別に京急金沢八景駅と連絡する
歩道橋のような連絡通路があった。
現在は工事が進み撤去されている。

多数のボートが係留されている平潟湾。
軌道は90度の円弧を描き、当駅に至る。
左後方の小山は野島公園。

一日の乗降人員は14,957人。
すこしづつ増加傾向。

改札内。
長い通路の途中にはトイレも。
なるほど「仮」という雰囲気。
しかし開業は1989年だから、
仮営業の期間はじつに
30年近くにも及んだことになる。

ホームは他駅同様フルスクリーンタイプの
ホームドアが設置されている。
しかし当駅のみが単式1線の構造。

そもそも仮駅設置となった理由は
京急駅周辺の用地買収が難航したため。
開業が2年遅延し、暫定的に仮駅での
開業を迎えた。1989年のこと。

八景島、新杉田方向を見る。
「金沢八景」と謳われた美しい
海岸線の風景を辛うじて残す。

それから5年がたち・・・。
軌道はすでに
京急駅付近まで延伸工事が済んでいる。
左の工事中のビルのあたりには
通称「金沢八景ビル」があったが、
2016年に解体された。1967年竣工、
外壁には池田満寿夫、靉嘔による
デザインのレリーフが聳えたち、
八景のランドマークとなっていた。

(上写真撮影日:2017/11/30)

京急金沢八景駅前の通り。
延伸がここまで遅れたのは
市が駅前周辺の
再開発を併せ進めてきたから。

「八景のゴミゴミ感」を象徴する、
狭小の駅前広場。いまはもうない。
立ち退いた商店群は駅北方の
仮店舗「せとこみち」へ移転した。

現在の京急駅前のようす。
再開発工事がたけなわ。
右の足場がシーサイドライン駅で、
京急駅と直角に接続。
この付近はバスロータリーとなる。
さてどんなまちに生まれ変わるのか。
やはりその中心に鉄道駅がある。

(上写真撮影日:2017/11/30)