2017/12/04

「死ぬまでに全駅」(365) #1623 茂木駅

#1623 茂木(もてぎ)

・真岡鐵道 真岡線
 天矢場|
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【所在地】栃木県芳賀郡茂木町
【開業】1920(大正9)年
【乗車人員(日)】341人

真岡鐵道真岡線の終着駅で
栃木県芳賀郡茂木町に所在する。

1920年、国有鉄道真岡線として開業。
1987年の国鉄分割民営化を経て
1988年、真岡鐵道の駅となった。

広くスペースの取られた駅前。
茂木町はゆずや椎茸が名産。
若い人には「ツインリンクもてぎ」か。
インディカーシリーズが開催され、
WTCC(世界ツーリングカー選手権)も。

駅前のようす。
駅前通り、って感じ(笑)
右に郵便局、正面はお寺。

そば屋さんの前に
蕎麦打ちの実演?コーナーが。
朝5時過ぎでは開いているはずもなし。

駅入口。
もうすぐ上り始発列車が駅を出る。
利用客は皆無。

駅舎内。
向かいは待合室で空調完備。
右の階段を上がると
催事に使える広いスペースがある。

待合室の中はこんな。
木のぬくもり。

一日の乗車人員は341人。
列車は毎時1~2本となかなか便利。
始発も5時前半で早い。

改札内から撮影。
もう鯉のぼりが。
人影が見えるが、こんな早朝から
駅の清掃をしていた方々。

ホーム全景。
単式1線で、瓦屋根が見える。
張り出したバルコニーみたいなのは
展望スペースで、このあと紹介する
SLの転車台を見下ろせる。

下館方から駅舎方向。
もとは側線も持ち、
構内は広かったようだ。

改札付近から。駅窓口は
早朝、お昼、18時以降は営業しない。

終端側から改札方向。
小さな転車台があり、
歩道がそばまで用意され、
SLを間近で見学できるようだ。

終端側から回り込む歩道。
真岡鐵道のSLへの入れ込みようは
他社の追随を許さない。
真岡駅に行ってみるとわかる。

トーマスなんかメじゃない(笑)

転車台の設置は1996年で、
昔からここにあったわけではないようだ。
C12とC11を保有しており、
「SLもおか号」として土日に運行される。

下館方ホーム端より下館方向。
右手の小山の崖には地下壕入口が残る。
戦時中、東芝の疎開工場として
掘削されたもの。
高射砲の砲身を製造する予定だった。

終端から100mほど線路が続く。
国有鉄道長倉線として延伸予定で、
1937年から工事が始まるも、
戦争により頓挫。
トンネルなどの遺構が今も残る。

1947
USA-R389-106を加工)
赤丸が当駅。
水色点線の長倉線の路盤がはっきりと写っており、
工事はまずまず進捗していたことがわかる。
中央の工場は1953年にクラリオンの工場となるが
それ以前は専売公社のたばこ工場だった。
クラリオンの工場は2000年に閉鎖、
現在更地になっていて、町がさかんに
工場誘致をおこなっている。





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