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2020/01/20

酒保開ケ。各駅紹介(477) #1868 三次駅


#1868 三次(みよし)

・西日本旅客鉄道 芸備線
 (2.3km)八次|西三次(1.6km)


みよし Miyoshi
区分
戊II
撮影日
2017/4/8
所在地
広島県三次市
開業
1930(昭和5)年
乗車人員(日)
680人(2017)
駅構造
地上駅
ホーム
2面3線
駅名変遷
十日市(1933)備後十日市(1954)

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2017
広島県三次市に所在。
JR西日本・芸備線の駅だが、
取材時はまだ三江線が
当駅に発着していた。


2015年に供用を開始した駅舎。
駅前の駐車場なども
この時に整備された。


駅前を横切るのが国道183号、
この道を直進で375号
(両国道は右折で重複区間)。
その他54号、183、184、433、
434号が三次市内を通る。


駅前北口のタクシーのりば付近。
進むとバスターミナルで
突き当り奥に
「三次市交通観光センター」。
もとは三次バスセンターが移転。


上写真を奥に寄る。
バスは路線バスが備北交通、
中国バスなど。
高速バスは名古屋、大阪行き。
他は中国地方の各都市に。


改札は北口にしかないが
南にも出入口がある。
跨線橋で移動する。


跨線橋を進み、南口へ。


南出入口。とくに何もなく、
唐突に住宅街になる(笑)


夜の明けきらぬ南側駅前を。
三次鉄道部の気動車が常駐する。
以前は機関区で、転車台も
この写真の1年前まで残されていた。


転車台は
右奥の空き地にあったようだ。
2016年に「SL大樹」が使用するため
東武鉄道へ譲渡、
鬼怒川温泉駅へ移設された。


改札は北口しかないので
北口に戻る。
駅構内の改札口付近を撮影。


待合室付近。
奥の旅行チラシのひとつに
三次きんさいスタジアムで
開催されるプロ野球交流戦の
案内があったので貰ってきた(笑)


改札口をホーム側から撮影。
1番線に直結する。


ホームは2面3線で、
駅舎に直結するのが右1番、
この写真のホームが2,3番。
中線が1本あるのがわかる。


ホームは3番まであるが
どのホームを上下どの線が
使用するのか明確には
決められていないようだ。


1番線新見方から新見方向。
かつてこの先に三江線用の
0番線が存在していたが
2010年に用地を他用途に
使用するため廃止にした。


1番ホーム跨線橋付近から
広島方向を撮影。


三江線も使用していた
キハ120系気動車。
廃線を1年後に控え、
マニアで満席御礼だった(笑)


1番ホームから上写真を
新見方より広島、江津方面を見る。


上写真奥にも写っている跨線橋で
2,3番ホームに移動する。


2,3番ホームの跨線橋付近。
広島、江津方面を見る。
気動車が集結、みな持ち場へ
早朝から散っていく。


2,3番ホームの待合室。
掲示してある看板は
三江線ではお馴染みの
石見神楽の演目紹介。
当駅は「土蜘蛛」。


3番ホームから
新見方向を撮影。
3本留置線が設けられ、
気動車が留置されている。


上写真の反対側の
2番ホームから同じ方向
(新見方)を撮影。


2,3番ホームの
新見方ホーム端より
新見方面を撮影。
1,2番ホームとの間に
中線が走っており、
これが2番線なので
2,3番ホームの線路は実際は
3,4番「線」となる。


2,3番ホーム待合室付近から
新見方向を見る。
1,2番ホーム間に
中線の2番「線」が見える。


1番線新見方ホーム端より
新見方向を撮影。
右奥に車両基地と転車台跡。


1番線広島方ホーム端より
広島方向を撮影。
次駅は西三次で、先述のとおり
もとはこちらが三次駅だった。


1974
国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
CCG745-C11A-13を加工。)
駅の東端に本編でも触れた転車台が見える。
この転車台は2017年、東武鉄道鬼怒川線の
鬼怒川温泉駅に移設され、
現在「SL大樹」用に使用されている。
鬼怒川線には下今市駅にも転車台が
移設されたが、こちらは山陰本線の
長門市駅にあったもの。






2017/10/06

シヌゼン各駅紹介(351) 1501-2000駅レビュー 第8位

#1871 長谷(ながたに)(広島県)

・西日本旅客鉄道 三江線
 船佐|粟屋
【区分】戊II 【撮影日】2017/4/8
【所在地】広島県三次市
【開業】1969(昭和44)年
【乗車人員(日)】0人
【その他】秘境駅ランキング38位(2017)
(1987)仮乗降場から駅に昇格。2018.4.1廃止予定

1501-2000駅レビュー 第8位

<選定理由>
「霧の江の川のほとりにひっそりと。
川風の一部のような存在感。
超閑散ローカル線駅の中でも
さらに停車列車がハブられる小駅。」

広島県三次市に所在。
JR三江線の駅。
三江線は来年3月いっぱいで廃線。
それに伴って当駅も役目を終える予定。

霧に包まれた早朝の江の川。
山深いこの場所でもこの水量。
なかなか豪快な川だが、それゆえ流域は
自然災害とつねに隣り合わせだった。

民家が数軒。
この川の流域は平地もわずか。
道路は狭い、とはいっても
対向車もやってこず。
そんな中に当駅はある。

1969年、
三江南線の仮乗降場として開業。
仮乗降場とは、国鉄時代、
各鉄道管理局が独自に設けたもので、
国鉄本社には認可されず、
全国版の時刻表にも掲載されない停車場。
当駅も1969年に
仮乗降場として設置された。

1987年、国鉄分割民営化により
全国のほとんどの仮乗降場は
「駅」に格上げされ、
当駅も「長谷駅」となり、今にいたる。

一日の乗車人員はゼロ。
ちなみにすべての停車列車を書き出すと、
下り:7:20、9:06、
上り:14:26、17:17、19:46の5本のみ。
下りの最終が朝9時、
上りの始発が午後2時という
都会人には異次元の世界が展開。

駅前のようす。
駅は斜面の築堤上に設置され、
小さな集落を見下ろす。

木造の待合室に入る。
きれいに清掃されている。
豪雪地帯である。
雪かきの道具が
この場所の厳しい冬を想像させる。

座布団と駅ノート。
暖かい気遣いだが、
もう食っていけなくなったんだよ。
だから消えてゆく。

神楽は江の川沿いに島根から
広島に伝わった歴史があり、
それに因んで三江線全駅で
演目を紹介する案内が立っている。
当駅は「鐘馗」。無病息災を願う演目。

ホームは単式1線。
江津側から三次方向を撮影。
ホーム上に構造物いっさいなし。

逆に三次側から江津方向。
当駅の停車列車は上下合わせ
5本と紹介したが、
じつは通過列車が同じく上下5本ある。
所属駅33駅中、
通過扱いがあるのは当駅のみ。
このあたり仮乗降場扱いだった名残か。
まあ、一定数利用客があれば
最初から駅だったろうしね。

江津方には使用されなくなった
「その先の」ホームが朽ち果て残る。
これは他の路線でもたまに見る。
列車はほとんどが単行運転。
こんなに長いホームはいらない。
まさに無用の長物、か。

ホーム端より三次方向を見る。
100kmを越える路線の
全線廃止は本州では初。
もう50年も前から
廃止が取り沙汰されていたが、
ついに本当にさよならする日がきた。

こんな駅に行きたかった。
願いを叶えてくれた
この駅の「手ざわり」を
ずっと忘れずにいたい。




2016/06/08

「死ぬまでに全駅」(231) #1305 胡町停留場

#1305 広島電鉄 本線 胡町(えびすちょう)停留場
銀山町(留)|八丁堀(留)
【所在地】広島市中区
【開業】1912(大正元)年
【乗車人員(日)】6,164人(降車含む)
【駅名変遷】上流川町(1920)流川(1927)流川町(1965)
撮影日:2015/5/3
  
広島電鉄本線の停留場で、
写真左が西行き(宮島口)ホーム、
右端にあるのが東行き(広島駅)ホーム。

西行きホームのサイドビュー。
胡町にはえびす通り商店街があり、
名称の由来となる胡子神社が
商店街アーケード内にある。

同じく西行きホームから
原爆ドーム方向。

毎年11月には「胡子講」があり、賑わう。
毎年DQNと警察がにらみ合う
広島のあの祭り、といえば
おわかりいただけるだろうか。

西行きホームから広島駅方向。
歩道橋の向こうに
銀山町停留場が見える。

かわって東行きホーム。
えびす通り含めこの周辺は
広島市最大の歓楽街で
「流川」と呼ばれる。

東行きホームは
三越広島店のすぐ目の前。
ちなみにその後方の停留場は
八丁堀電停で、隣の駅。

東行きホームから広島駅方向を撮影。

同じく東行きホームに停車中の
5100形グリーンムーバーマックス。
当停留場は
1系統(宮島口)、2系統(広島港)、
6系統(江波)の路面電車を利用できる。