2021/07/30

路線全駅紹介(88) 東日本旅客鉄道 南武線
(その3・尻手~浜川崎)


東日本旅客鉄道 南武線
(尻手~浜川崎)
(ひがしにほんりょかくてつどう なんぶせん

尻手 2013-6

<DATA> ※支線のみ
開業
1930(昭和5)年3月25日
路線距離
4.1km
軌間
1,067mm 
八丁畷~川崎新町間単線:単線
上記以外:複線
電化方式
直流1,500V 架空電車線方式
起点/終点
尻手/浜川崎
駅数
4
最高速度
尻手~川崎新町間:85km/h
川崎新町~浜川崎間:95km/h

<当路線のざっくり年表> ※支線のみ
1930(昭和5)年
3月、貨物支線の尻手~浜川崎間が開業。翌月旅客営業を開始。
1954(昭和29)年
尻手付近が高架化。
1976(昭和51)年
東海道貨物線浜川崎~鶴見間開業で、川崎新町~浜川崎間は複線区間となる。
1988(昭和63)年
尻手~浜川崎間でワンマン運転開始。
2016(平成28)年
小田栄駅開業。2020年に本設駅化。


------------川崎市幸区------------

#00428 尻手
(しって)
1.1km
------------川崎市川崎区------------
#00381 八丁畷
(はっちょうなわて)
【区分】乙 【撮影日】2013/5/18
【開業】1930(昭和5)年
(南武鉄道)
【乗車人員(日)】1,523人(2020)
【他路線】京浜急行電鉄 本線

0.9km
#00427 川崎新町
(かわさきしんまち)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1930(昭和5)年
【乗車人員(日)】1,134人(2020)
0.7km
#01668 小田栄
(おださかえ)
【区分】乙II 【撮影日】2016/5/21
【開業】2016(平成28)年
【乗車人員(日)】-人
【その他】(2020)本設化
1.4km
#00426 浜川崎
(はまかわさき)
区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1930(昭和5)年
(南武鉄道)
【乗車人員(日)】2,606人(2008)
【他路線】
東日本旅客鉄道 東海道本線
(貨物支線・所属線)、鶴見線
 
 

2021/07/29

路線全駅紹介(88) 東日本旅客鉄道 南武線
(その2・登戸~立川)


東日本旅客鉄道 南武線
(登戸~立川)
(ひがしにほんりょかくてつどう なんぶせん


------------川崎市多摩区------------
#00629 登戸
2.2km
#00632 中野島
(なかのしま)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】11,486人(2020)

1.3km
#00633 稲田堤
(いなだづつみ)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】19,634人(2020)
1.6km
------------東京都稲城市------------
#00634 矢野口
(やのくち)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】7,869人(2020)
1.7km
#00635 稲城長沼
(いなぎながぬま)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】6,136人(2020)
【その他】(2015)高架新駅舎工事完了
1.1km
(1939年統合・廃止・・・多摩聖蹟口)
0.7km
#00636 南多摩
(みなみたま)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】5,071人(2020)
【駅名変遷】大丸(留)(1931)
多摩聖蹟口(1939)南多摩川(貨)と併合。
1.3km
(1944年廃止・・・南武是政)
1.1km
------------東京都府中市------------
#00637 府中本町
(ふちゅうほんまち)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1928(昭和3)年
【乗車人員(日)】10,804人(2020)
【他路線】東日本旅客鉄道 武蔵野線
0.9km
#00638 分倍河原
(ぶばいがわら)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1928(昭和3)年
【乗車人員(日)】30,574人(2020)
【他路線】京王電鉄 京王
【駅名変遷】屋敷分(1929)
1.2km
(1944年廃止・・・本宿)
0.0km
(2008年・西府として同位置に復活)
#00640 西府
(にしふ)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】2009(平成21)年
【乗車人員(日)】8,548人(2020)
1.0km
(1944年廃止・・・西府[旧])
0.6km
------------東京都国立市------------
#00641 谷保
(やほ)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1929(昭和4)年
【乗車人員(日)】7,983人(2020)
1.4km
#00177 矢川
(やがわ)
【区分】甲 【撮影日】2012/12/1
【開業】1932(昭和7)年
【乗車人員(日)】6,807人(2020)
1.3km
------------東京都立川市------------
#00176 西国立
(にしくにたち)
【区分】甲 【撮影日】2012/12/1
【開業】1929(昭和4)年
【乗車人員(日)】7,999人(2020)
0.5km
(1944年廃止・・・東立川)
0.7km
#01669 立川
(たちかわ)
【区分】乙II 【撮影日】2016/6/12
【開業】1929(昭和4)年
【乗車人員(日)】122,033人(2020)
【他路線】
東日本旅客鉄道 中央本線、青梅線
【連絡駅】多摩都市モノレール
多摩都市モノレール線
立川北、立川南

2021/07/28

路線全駅紹介(88) 東日本旅客鉄道 南武線
(その1・川崎~登戸)


東日本旅客鉄道 南武線
(川崎~登戸)
(ひがしにほんりょかくてつどう なんぶせん

武蔵溝ノ口 2013-6

<DATA> ※支線除く
開業
1927(昭和2)年3月9日
全通
1929(昭和4)年12月11日
路線距離
35.5km
軌間
1,067mm 全線複線
電化方式
直流1,500V 架空電車線方式
起点/終点
川崎/立川
駅数
26
最高速度
100km/h

<当路線のざっくり年表> ※支線除く
1921(大正10)年
南武鉄道設立。
1927(昭和2)年
3月、南武鉄道の川崎~登戸間、貨物支線(矢向~川崎河岸間)開業。11月、登戸~大丸(現南多摩)間延伸。
1928(昭和3)年
大丸~屋敷分(現分倍河原)間延伸。矢向~向河原間複線化。
1929(昭和4)年
分倍河原~立川間開業で川崎~立川間全通開業。川崎~矢向間複線化。
1930(昭和5)年
貨物支線尻手~浜川崎間開業(別項参照)。
1944(昭和19)年
南武鉄道が買収、国有化。南武線となる。各停留場が駅に変更。向河原・武蔵小杉・津田山・久地各駅が改称、現在の駅名となる。
1945(昭和20)年
立川機関区が西国立駅隣接で開設。
1972(昭和47)年
101系電車の運用開始。
1978(昭和53)年
旧型国電の運行終了、本線全線で新性能化。完全6両編成運転開始。
1982(昭和57)年
103系電車投入開始。
1987(昭和62)年
国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の路線となる。
1988(昭和63)年
尻手~浜川崎間でワンマン運転開始。
1989(平成元)年
205系電車投入開始。
1993(平成5)年
209系電車投入開始。
1999(平成11)年
立川駅8番ホーム設置により完全複線化が完成。
2006(平成18)年
東京圏輸送管理システム(ATOS)使用開始。
2009(平成21)年
南武線初の特急「リゾート踊り子」、立川~伊豆急下田間で運転。
2011(平成23)年
快速電車の運転開始(震災により延期していたもの。9月再開)。
2014(平成26)年
E233系8000番台が営業運転開始。
2015(平成27)年
快速運転区間が川崎~立川の全区間になる。
2017(平成28)年
本線での運用が233系電車に統一。


------------川崎市川崎区------------

#00625 川崎
(かわさき)
【区分】甲
【撮影日】2013/11/9、2019/5/6
【開業】1872(明治5)年
【乗車人員(日)】159,802人(2020)
【他路線】
東日本旅客鉄道 東海道本線
1.7km
------------川崎市幸区------------
#00428 尻手
(しって)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】12,171人(2020)
【他路線】
東日本旅客鉄道 南武線(浜川崎支線)
0.9km
------------横浜市鶴見区------------
#00429 矢向
(やこう)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】15,149人(2020)
【他路線】南武線支線(六郷支線・貨物線)
1.5km
------------川崎市幸区------------
#00430 鹿島田
(かしまだ)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】14,832人(2020)
1.2km
------------川崎市中原区------------
#00431 平間
(ひらま)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】11,693人(2020)
0.6km
(1945年廃止・・・武蔵中丸子)
0.7km
#00432 向河原
(むかいがわら)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】7,686人(2020)
【駅名変遷】
(1940)日本電気前(1944)向河原
0.9km
#00436 武蔵小杉
(むさしこすぎ)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】88,994人
(2020・東日本旅客鉄道)
【駅名変遷】グラウンド前(1944)
【他路線】
東日本旅客鉄道 東海道本線
(品鶴線)、東急電鉄 東横線
0.4km
(1944年廃止・・・武蔵小杉[旧]
(1927年廃止・・・丸子競馬場
[仮乗降場])
1.5km
#00433 武蔵中原
(むさしなかはら)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】23,950人(2020)

1.3km
#00434 武蔵新城
(むさししんじょう)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】28,688人(2020)
2.2km
------------川崎市高津区------------
#00435 武蔵溝ノ口
(むさしみぞのくち)
【区分】甲 【撮影日】2013/6/22
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】63,796人(2020)
【連絡駅】
東急電鉄 田園都市線 溝の口
1.2km
#00626 津田山
(つだやま)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1941(昭和16)年
【乗車人員(日)】2,956人(2020)
【駅名変遷】
日本ヒューム管前(留)(1944)
駅に昇格
【その他】
(2020)南北の新橋上駅舎供用開始
0.2km
(1942年統合・・・久地[信])
0.8km
#00627 久地
(くじ)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】11,436人(2020)
【駅名変遷】久地梅林(1944)
【その他】(1942)駅に昇格。
0.6km
(1944年廃止・・・宿河原不動)
0.7km
------------川崎市多摩区------------
#00628 宿河原
(しゅくがわら)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】6,512人(2020)
1.1km
#00629 登戸
(のぼりと)
【区分】甲 【撮影日】2013/11/9
【開業】1927(昭和2)年
【乗車人員(日)】59,017人(2020)
【他路線】小田急電鉄 小田原線
2.2km
#00632 中野島

次回(7/29)に続きます。


2021/07/26

イチゴイチエキ。各駅紹介(648) #0096 三崎口駅

 

#0096 三崎口(みさきぐち)  
 
・京浜急行電鉄 久里浜線
 三浦海岸(2.2km)
【京浜急行電鉄 久里浜線】堀ノ内--新大津--北久里浜--京急久里浜--YRP野比--京急長沢--津久井浜--三浦海岸--三崎口

みさきぐち Misakiguchi
区分
撮影日 2012/8/19
所在地 神奈川県三浦市
開業 1975(昭和50)年
乗車人員(日) 8,635人(2018)
駅構造 地上駅・橋上駅舎
ホーム 相対式2面2線
その他 標高32m(京急駅最高)

 

2012
   
 駅名標
神奈川県三浦市に所在する、京浜急行電鉄久里浜線の駅。駅番号はKK72で、京急全線の駅数も72。京急はもちろん、関東の大手私鉄でも最南端に位置する終着駅である。開業は1975(昭和50)年、同路線三浦海岸~三崎口延伸時。路線はさらに油壷まで延伸する予定だったが、用地取得の難航と環境保全の観点から、5年前より工事は事実上凍結されたままである。
   
油壷延伸の「根拠」だった
マリンパークはあと2ヶ月、
2021年9月いっぱいで閉館。


 駅周辺のようす
周囲は丘陵の地形で、上り方向の三浦海岸側は高架、駅舎・油壷側は地平に掘を割ったように設置されている。駅前を国道134号線が走り、おもに農耕地の中を進み、引橋三叉路で一転北上、横須賀市市内中心部まで続いている。

駅舎はこの撮影の1年前、
2011(平成23)年供用開始、
装いを新たにした。

2010
改装前の駅舎はこんな。
こぢんまり。もう左背後に
新駅舎が姿を見せている。

駅前。国道134号線は休日は
混雑するイメージしかない。
ぜひ電車でもどうぞ(笑)

バスは3番のりばまで。
すべてが京浜急行バスで、
周辺の観光スポットほか
遠くJR横須賀駅行きも。

三浦市の中心街からは
4kmも離れており、周囲は
名物の大根、キャベツなどの
農耕地が広がる。丘陵地だが
駅からは海は見えない立地。


 改札口、駅舎内
一日の乗車人員は8,635人(2018)。1995(平成7)年には10,947人を数えたが、年々少しづつ減少してきている。京急全72駅中、45番目の数字。市役所や市街中心部はさらに南に4kmほど離れている。なるほど駅名も控えめに「三崎口」。

改札外より改札口。
右は駅そば屋さん。

改札内より改札口。

突き当たって右に
改札口。

上写真の背後は跨線橋で
各ホームへ連絡。
手前1番ホームへ、奥が
2番ホームへ。

跨線橋突き当り、
2番ホームへの階段がこちら。


 ホーム(相対式2面2線)
1,2番ホームは駅舎、バスターミナル側が1番、その向かい西側に2番ホームとなる。ホームが切れてその先、線路は国道134号下を抜けて20mほど続いて終端部となる。終端部には電鉄の変電所がある。

左が2番、右が1番ホーム。
終端部付近より久里浜方向。

1番ホームやや久里浜方より
駅舎、終端部方向。

1番ホームほぼ中間部より
久里浜方向を撮影。

マリンパーク下車駅を案内する
看板も、あと2ヶ月ほどで
御役御免。1番ホーム久里浜方より
駅舎、終端部に向かい。

ホーム1,2番に
とくに区別はない。1番ホーム
久里浜方終端より駅舎方向を撮影。

2番ホームやや久里浜方より
駅舎、終端部方向を撮影。

2番ホーム中間部付近より
久里浜方向を撮影。


 終端部のようす
もともと久里浜線の終点は油壷で、延伸することを前提に計画が進んでいたが、自然環境保全などの諸問題により2016年に計画は凍結されることになった。今世紀に入り駅利用客も漸次減少しており、いずれ賢明な判断だったと言われるのかも知れないが、やや複雑な印象を受ける。
   
2番ホーム終端部より
「油壷」方向を撮影。
国道134号をアンダーパスするが
それ以前に車止めが置かれている。

国道134号の高架から
駅方向を見る。

自然に還りつつある
油壷方面。右上は京急の
三戸変電所。


 上り横浜・品川方面
次駅は2.2km先に三浦海岸。
   
駅舎跨線橋より
久里浜方向を俯瞰する。

三浦はやはり夏かな。






     
   
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