2020/04/30

第8期が終了します。

中央本線 青柳駅 2017.8


第8期を終えて。


  4月締めの「酒保開ケ。各駅紹介」は、今月で第8期が終了します。
病気から復帰後、復職は昨年10月でしたが、すでに8期スタートの5月から復職訓練開始とともに、休日はリハビリを兼ねて少しづつ取材をおこなってまいりました。

  第8期は121の駅を取材しましたが、今年2月下旬の取材を最後にコロナ禍により外出自粛となり、そのまま8期が終了した次第です。内訳は栃木県の駅が2、福島県が8でそれ以外はすべて東京23区内の駅です。

  実際、元気な頃は、休みのたびに何かと理由をつけて取材をサボっていた時もありましたが、やはり好きで始めたこと。行くなと言われれば行きたくなる性分でもあり(笑)、近場でも病気以前より積極的に取材を展開できていたと思います。

第9期に向けて。


   明日より第9期がスタートします。
 まず東京の駅の制覇です。9期は8期に続き、23区内の山手線の外側にある駅から取材をすすめ、10期には山手線の内側まで終わらせようと考えています。オリンピックが1年延期になったのも取材には追い風といえます(外国人に紛れ、街中で写真撮っても怪しまれない笑)。

  また、今年は夏に関西方面への遠征を考えていましたが、「非常事態宣言」で夏休を前倒しして休んだりしている関係で、夏休みがない可能性もあり、その場合は遠征は中止です。年末年始、年度がわりの4月も遠征を企画していますが、その中でもクルマでの遠征は来年4月、常磐線富岡~岩沼間の取材で復活してみたいと思っています。が、さてどうなりますでしょうか。

当ブログの今後。


  以前、少し記事を載せましたが、当ブログは目下WEBサイトへの移行を準備しております。企画から5年後の2022年をスタートとする予定です。開設することはさして困難ではありませんが、一定の量のコンテンツを作りこんでいっきに公開したいと当初より考えており、そのためにはブログ記事の作成と並行して記事を作り溜めしておかねばならず、今まで以上にPCに向かっている時間を確保せねばなりません。

  当ブログは基本、月・水・金に「各駅紹介」の記事を投稿します。月末の最終金曜には「路線全駅紹介」として、全駅を取材したらあらためて各駅の写真を路線のデータとともに紹介します。また、年に2回ほど、「企画モノ」としてテーマに沿った駅を紹介します。これまで名字にある駅とか、漢字1文字駅とかで特集を組んできましたが、その中でも、500駅ごとに印象に残った駅、知ってもらいたい駅などをカウントダウンで紹介する「レビュー」は、知る人ぞ知る当ブログの一大イベントであります(笑)。まあ自己満足といえば元も子もありませんが(笑)、これからもさらに興味を持っていただけるようコンテンツを作成してまいります。


横須賀線 東逗子駅 2012.5

新コーナータイトル
「イチゴイチエキ。」


  8期途中よりコーナータイトル「死ぬまでに全駅」を使用しないことになり、以後、8期はコーナータイトルなしで投稿してまいりました。
  9期より新たに「イチゴイチエキ。」として各駅の紹介をしてゆきます。「こんな駅、この先もう二度と来ることもないんだろうなあ」と、遠い場所にある駅を訪れるたびに考えたものですが、その気持ちをタイトルにしました。「一期一会」で駅を取材する-。もう若くもありませんし、一度訪れた駅を再訪する確率は極めて低いと思います。だからこそ、丹精込めて丁寧に取材、撮影することを念頭に置き、ここまでやってきました。今後もこの精神で取材をしてまいります。引き続き写真、記事をご覧頂きたく、何卒よろしくお願いいたします。

  以上、第9期もよろしくお願いいたします。

  次回投稿は5月8日(金)を予定しています。

2020/04/29

酒保開ケ。各駅紹介(513) #1107 下野大沢駅


#1107 下野大沢(しもつけおおさわ)

・東日本旅客鉄道 日光線
 文挟(5.8km)(5.7km)今市



しもつけおおさわ Shimotsuke-osawa
区分
撮影日
2014/11/3
所在地
栃木県日光市
開業
1929(昭和4)年
乗車人員(日)
791人(2018)
駅構造
地上駅
ホーム
2面2線
駅名変遷
"しもずけおおさわ"(1990)


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2014

栃木県日光市に所在。
東日本旅客鉄道・日光線の駅。
以前は「しもづけ」と
読ませていたが、他駅同様、

1990年に
「づ」ではなく「つ」となった。


メインの東口と駅舎。
開業は1929(昭和4)年。
ロータリーは東西にあるが
こちら東側のものが大きい。
写真ないな(笑)


東口の駅舎内。右に待合室。
一日の乗車人員は791人(2018)。
中間駅が5つしかないが、
起点宇都宮から当駅まで
4駅ですでに28.2kmもある。


かわって2010年11月に
完成した西口駅舎。

新しいが簡素な造り。


西口の駅前。
簡易なロータリーがある。


西口駅舎のIC改札機。
suica導入は2008年。


駅舎からホームへの通路。
1971年に無人化するが近隣が
宇都宮のベッドタウン化して
利用客が増えたか、1995年に
再び業務委託の有人駅となる。


ホームは相対式2面2線。
こちら2番線下り日光方面、
向かい1番線上り宇都宮方面。
ホームやや日光寄りから
日光方面を見る。


逆光だが(笑)跨線橋から
駅全景、宇都宮方向を見る。


1番線跨線橋付近から
宇都宮方向を見る。
なんだかんだでホーム途中まで
屋根に覆われている(笑)


1番線ほぼ中間部より
日光方面を見る。
電車は平日上りで日中は
1本/時。


1番線宇都宮寄りより
宇都宮方向を撮影。
次駅は文挟。


跨線橋から日光方向を見る。
次駅は今市。
男体山、女峰山など日光の
山々が秋の空高く映える。






2020/04/27

酒保開ケ。各駅紹介(512) #0253 松田駅


#0253 松田(まつだ)

・東海旅客鉄道 御殿場線
 相模金子(1.9km)(2.9km)東山北

※当駅は2015年12月に
新駅舎の供用を開始しました。
写真は2013年1月に
撮影されたものです。

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まつだ Matsuda
区分
甲II
撮影日
2013/1/5
所在地
神奈川県足柄上郡松田町
開業
1889(明治22)年
乗車人員(日)
3,316人(2016)
駅構造
地上駅
ホーム
2面3線


2013

神奈川県足柄上郡松田町に所在。
東海旅客鉄道・御殿場線の駅。
第二種鉄道事業者としてJR貨物が
貨物営業を担当している。


写真は2013年1月のもので、
2015年12月に新駅舎となった。
こんな感じで。
こちら北口の旧駅舎。


足柄上郡松田町。
営業でも訪問していたので
なじみある場所だが、
それ以上に、はるかに
因縁のある地になってしまった。


理由はまあ察して頂ければと
思うが、この地で自分の人生、
終わってたかもしれない、と。


開業は1889(明治22)年。
のち1909年に路線名制定で
東海道本線となる。


1934年に熱海~沼津間が開業、
丹那トンネル経由となり、
そちらが東海道本線となる。
旧東海道線は御殿場線と
改名し、現在にいたる。


北口の駅舎内のようす。
一日の乗車人員は3,298人。
1901年には国府津~山北間が
複線化、東京~大阪間を
結ぶ大動脈の役割を担った。


かわって南口駅舎。
小田急小田原線新松田駅の
北口が目の前。


南口駅舎内から出入口を見る。
松田/新松田駅前を
走る道を「ロマンス通り」という。


北口は地平の改札より
跨線橋を経由してホームへ
至るが、南口は地下道を
通りホームへいたる。


南口の地下道は2,3番線の
国府津方ホーム端に繋がる。
1番線へはいったん北側の
跨線橋を経ねばならない。


ホームは2面3線。
北口駅舎に直結する1番線は
小田急線と連絡する短絡線に
接続していて、上下列車が入線。


北口改札前付近から
1番線を国府津に向かって。
小田急のJR(国鉄)乗入れは
1955年に連絡線が設置されて
以来、もう65年になる。


1番線北口改札付近より
御殿場方向に向かって。
小田急・御殿場線の連絡は
艦砲射撃や空襲などで
東海道線が不通になった場合の
代替ルートの役目を期待され
戦時中に工事が始まった。


かわって2番線は御殿場線
上り国府津方面ホーム。
左に1番線、
同じホーム向かいが3番線。
国府津方面をホーム中ほどより。


2番線国府津方より
御殿場方向を見る。
右の1番ホームがかなり
細くできているのがわかる。


上写真から振り返って
国府津方向を見る。
開業は1889(明治22)年。
かつては宿場町として栄え、
50年後に丹那トンネルが開通
するまで、「東海道本線」の駅として
列車が行き交い、賑わいを見せた。


2番線の跨線橋
出入口付近より御殿場方向。
長いホームに当時の
「東海道本線」の駅としての
貫禄を感じることができる。


3番線は下り御殿場方面。
左の空いた場所にはかつて
側線や留置線でもあったか。
御殿場線の電化は1968年。

3番線ホーム中ほどより
国府津方面を見る。
小田急直通列車は気動車準急の
「銀嶺」「芙蓉」にはじまり
電化後は「あさぎり」となり、
2018年に堂々
「ふじさん」と改称。


2番線国府津方ホーム端より。
いわゆる「松田連絡線」が
小田急線と接続し、合流。
特急電車が御殿場線に
乗り入れる


3番線国府津方ホーム端より
国府津方面を撮影。
いまここに行く度胸がない。
電車ででも車ででも、
いつかまたここを訪れて
気持ちのケリをつけに行く。





2020/04/24

路線全駅紹介(73) 東武鉄道 鬼怒川線


東武鉄道 鬼怒川線
(とうぶてつどう きぬがわせん)

大桑 2019-9

<DATA>
開業
1917(大正6)年1月2日
路線距離
16.2km
軌間
1,067mm
複線(鬼怒立岩信号場~鬼怒川温泉間)
単線(上記以外)
電化方式
直流1,500V 架空電車線方式
起点/終点
下今市/新藤原
駅数
9(起点・終点、信号場含む)
最高速度
75km/h

<当路線のざっくり年表>
1917(大正6)年
1月、下野軌道が大谷向今市(現大谷向)~中岩(廃止)間の営業を開始。軌間762mm。11月には中岩~大原間延伸。
1919(大正8)年
3月、大原~下滝(現鬼怒川温泉)間開通。10月、大谷向今市~新今市間開通、12月、下滝~藤原(現新藤原)間延伸で全通
1921(大正10)年
下野軌道が下野電気鉄道に改称。
1922(大正11)年
新今市~藤原間の軌道を廃し、同区間を電化して地方鉄道法に基づく鉄道として開業。藤原駅を移設し新藤原駅に。
1927(昭和2)年
大滝駅を鬼怒川温泉駅に改称。
1929(昭和4)年
新今市~大桑間を廃止、下今市~大谷川右岸間が開通。軌間1,067mm。大谷川右岸~新高徳間も1,067mmに改軌。翌年新高徳~新藤原間も改軌。高徳を新高徳に改称。
1939(昭和14)年
鬼怒川公園駅開業。
1943(昭和18)年
東武鉄道が下野電気鉄道を買収。鬼怒川線となる。
1948(昭和23)年
週末に浅草~鬼怒川温泉間に特急の運転開始。翌年、特急「鬼怒」運転開始。1951年に「きぬ」と改称。
1986(昭和61)年
野岩鉄道会津鬼怒川線が開業、直通運転開始。
1990(平成2)年
会津鉄道会津線会津高原~会津田島間が電化。野岩鉄道を介しての直通運転開始。
2005(平成17)年
「AIZUマウントエクスプレス」運転開始。
2017(平成29)年
東武ワールドスクエア駅開業、SL「大樹」運行開始。


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------------(全線)栃木県日光市------------
#01003 下今市
(しもいまいち)
【区分】丙 【撮影日】2014/8/13
【開業】1929(昭和4)年
【乗車人員(日)】2,524人*(2018)

*降車含む。
【他路線】東武鉄道 日光線
【その他】(2017)駅舎改修工事完成
0.8km
#01006 大谷向
(だいやむこう)
【区分】丙 【撮影日】2014/8/13
【開業】1917(大正6)年
【乗車人員(日)】191人*(2017)

*降車含む。
【駅名変遷】大谷向今市(1919)
4.0km
#01005 大桑
(おおくわ)
【区分】丙 【撮影日】2014/8/13
【開業】1917(大正6)年
【乗車人員(日)】197人*(2017)

*降車含む。
2.3km
#01112 新高徳
(しんたかとく)
【区分】戊 【撮影日】2014/11/3
【開業】1917(大正6)年
【乗車人員(日)】336人*(2017)

*降車含む。
【駅名変遷】高徳(1929)
【他路線】東武鉄道 矢板線

(1959年廃止)
2.8km
#01113 小佐越
(こさごえ)
【区分】戊 【撮影日】2013/11/3
【開業】1924(大正13)年
【乗車人員(日)】466人*(2018)

*降車含む。
【駅名変遷】小佐越前(1930)
0.7km
#02245 東武ワールドスクウェア
(とうぶわーるどすくうぇあ)
【区分】甲 【撮影日】2019/9/28
【開業】2017(平成29)年
【乗車人員(日)】438人*(2018)

*降車含む。
【その他】営業時間:9:18~18:18
※この時間以外は全列車通過。

1.0km

<鬼怒立岩信号場>
0.8km
#01110 鬼怒川温泉
(きぬがわおんせん)
【区分】戊 【撮影日】2014/11/3
【開業】1919(大正8)年
【乗車人員(日)】3,031人*(2018)

*降車含む。
【駅名変遷】下滝(1922)大滝(1927)
【その他】(1964)駅移設
1.7km
#01111 鬼怒川公園
(きぬがわこうえん)
【区分】戊 【撮影日】2014/11/3
【開業】1939(昭和14)年
【乗車人員(日)】267人*(2017)

*降車含む。
【その他】(1944)休止(1950)再開
(1961)休止(1962)再開
2.1km
#01109 新藤原
(しんふじわら)
【区分】戊 【撮影日】2014/11/3
【開業】1919(大正8)年

(下野軌道)
【乗車人員(日)】463人(2016・東武)
【他路線】野岩鉄道 会津鬼怒川線