2016/07/30

夏休みのお知らせ。



当blogメインコンテンツのシヌゼン各駅紹介は
昨年同様、8月中はお休みさせていただきます。
9月より再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
(新規登録駅紹介その他記事はアップします。)


2016/07/29

「死ぬまでに全駅」(249) #0207 平塚駅

#0207 東日本旅客鉄道 東海道本線 平塚(ひらつか)
茅ケ崎大磯

【所在地】神奈川県平塚市
【開業】1887(明治20)年
【乗車人員(日)】60,622人

撮影日:2012/12/23

神奈川県平塚市にある、
意外にも平塚市唯一の旅客駅。
市内の鉄道はあとは新幹線が通過するのみ。
 

メインの北口の駅ビル。
平塚市は人口25.8万、
全国に37ある「特例市」に数えられる。


当地出身の有名人にZARDの坂井泉水、
女優河合美智子など。
山瀬まみは10代の頃に転入し実家がある。
あと陸軍大将の山梨半造とか。


北口のバスロータリーは
12番のりばまであり、各所へ路線網を巡らす。
すべて神奈川中央交通のバス。


駅ビル「ラスカ」へも直結する東改札前。
南北出入口から橋上駅舎へあがり、
広いコンコースに出る。


同じくラスカ方面から
東改札前コンコースのようすを撮影。


メインの東改札口。
一日の乗車人員は60,622人。
平塚といえば「七夕まつり」。
開催中はこの東口に臨時改札も設置される。


かわって南口。
こちらもバスの発着するロータリーがある。

駅ビルは「平塚ラスカ南館」。


北口の繁華街と異なる雰囲気。
東海道七番目の宿場町の
古い町並みがベースの住宅地が広がる。
海岸線へは約1km。


改札口は西側にもある。
こちら西口北側出入口。
繁華街へはさらに近い。


反対側の西口南側出入口。
この当時はエレベーター設置工事中。


西口改札のようす。


西口改札を改札内から。
窓からこんもりした山容の高麗山が見える。


ホームは島式2面4線に電留線が3本。
こちら1,2番線東京方面。


2番線は待避や当駅始発電車が使用。
発車メロディは”笹の葉さーらさらー・・・”


1番線から東口駅舎方向を撮影。
左の線路2本は東海道貨物線、
灯りがともる建物はラスカの4階建て駐車場。


3番線熱海寄りから東口駅舎方向を撮影。
3番線上りホームは2番線同様、
待避、接続、当駅発着の電車が入線。


4番線東口駅舎の下から熱海方向。
電留線で電車が出番を待つ。


同じく4番線から電留線を撮影。
以前は特急も停車していたが、
現在は全列車通過。


4番線から南出口へ出る跨線橋を見る。


3番線ホーム端から熱海方向を撮影。
西口駅舎の下を抜ける。
この先約1km、花水川手前に
JR貨物の相模貨物駅がある。


3番線ホーム端から東京方面を撮影。
500m少しで馬入川鉄橋で相模川を渡る。
かつてはこの先、戦中戦後にかけて多くの
引込み線、専用線が各工場へ分岐していた。


現在は立体駐輪場などになっている
この場所には、かつて貨物扱のホームが。
ここから海軍火薬廠へ向かう専用線が
大きく北へ弧を描いて延び、追分まで通じていた。
(撮影日:2001/9/1)


海軍火薬廠(のち海軍第二火薬廠)は
現在横浜ゴムの工場となっている。
門柱は当時のものだ。
(撮影日:同上)






2016/07/27

「死ぬまでに全駅」(248) #0850 多摩境駅

#0850 京王電鉄 相模原線 多摩境(たまさかい)
南大沢|橋本

【所在地】東京都町田市
【開業】1991(平成3)年
【乗車人員(日)】9,153人

撮影日:2014/5/10

はじめに断っちゃうけど、
この駅の写真は極端に少ない。
いや登録するには不完全と言える(笑)
・・・まあいいや。

東京都町田市に所在。
なんと緑の多いまちだろう。
それらはほとんどが公園なので
今後失われることはない。

ロータリーのある駅西側出入口。
当駅は掘割式になっており、
改札口へは階段を降りてゆく構造。

線路反対側の東側出入口。
後方の緑は都立小山内裏公園。
 
でもって、いきなり改札口なのだが、
一日の乗車人員は9,153人。
改札周辺の写真はここでも見てください(笑)

改札内コンコースのようす。
利用客は20年で10倍となった。

ホームは2面2線の相対式。
トンネルを抜けると多摩市となり、
次駅南大沢へ至る。

町田市内を相模原線が通過するのは
わずか900m。
町田市の「しっぽ」のような部分を縦断する。

多摩センター方面を2番線から撮影。
町田市は延伸する当路線が
市内を通過するため、駅設置を要望。
1983年のこと。

同じく2番線から橋本方面。
しかしニュータウン鉄道等整備事業費で

建設する路線に対象外の駅を設置すると
路線の建設自体が「自腹」になってしまうため、
開通から1年遅れで開業した経緯を持つ。





2016/07/25

「死ぬまでに全駅」(247) #0031 富士駅

#0031 東海旅客鉄道 富士(ふじ)

東海道本線
吉原|富士川
身延線
-|柚木

【所在地】静岡県富士市
【開業】1909(明治42)年
【乗車人員(日)】8,115人

撮影日:2012/7/15, 2015/1/25

人口24.7万、富士市の代表駅。
減少傾向ではあるが、古くから製紙の町。

全盛期はパルプの匂いが
けっこうきつかった記憶が(笑)

こちらメインの北口。
ただし駅前は広大な王子製紙の工場群が
占めていて、繁華街というわけでもない。

当駅は橋上駅舎。
南北の出入口はペデストリアンデッキで
容易に行き来できるようになっている。

かわって南口。
北口同様、地上にはバスの発着場所がある。
 
南口駅前。住宅も多い。
新幹線の新富士駅はこの方角約2kmに。
 
ペデストリアンデッキは
よく整備されていて、
ちょっとした小公園の雰囲気。

南北をつなぐ通路を南口から。
南側は側線を何本も跨ぐため
北口付近の改札口へは遠い。
人の立ってるあたり。
 
逆に北口側から撮影。
なんか小ぎれいな雰囲気だが
駅舎は1964年竣工の2代目。
 
改札口は橋上の1ヶ所。
一日の乗車人員は8,115人。
減少傾向に歯止めかからず。
 
改札内から撮影。
改札前にはパン屋さんがあるきり。

各ホームへの連絡は
駅舎に直結の連絡通路を使用する。

ホームは3面6線。
その他留置線が3本。
2,3番線の間には中線が通っている。
 
駅の北東、1,2番線の先には
JR貨物のコンテナ駅がある。
かつては周辺の工場群にむかい
多くの引込み線が存在していた。

1,2番線は身延線ホーム。
有効長が短い。
左は北口の地上へ降りる階段。

熱海方面は車止めがあり
レールはここで終わる。
身延線は1969年に路線付け替え。
かつては駅を出ると熱海方向に進んだ。

2番線は同じく身延線ホーム。
旧線は大きく弧を描いて北上して
潤井川あたりで現行線と合流。
廃線跡は「富士緑道」として残る。

3番線は上り熱海方面ホーム。
左は2番線停車中の身延線電車。

同じく4番線は上り熱海方面。
嵩上げされたホームの側面は煉瓦積み。
開業は1909年。

基本的に下り静岡方面の5番線。
両隣の駅は1889年開業で当駅より古い。
もっとも両駅は吉原、岩淵と、
もとは東海道の宿場町。

同じく5番線を駅舎付近から
熱海方向にむかい撮影。
かつては東海道をゆく優等列車の
多くが当駅に停車した。
今はただ長いホームのみが往時を偲ばせる。

最後に下りホームの6番線。
南口へ抜ける連絡橋が
留置線を跨ぐ。

6番線ホーム端から
熱海方面を撮影。
左に前出のコンテナホーム、
右には富士保線支区などがある。
 
5,6番線ホーム端から
静岡方面を撮影。
この先富士川を渡り、
次駅は富士川。