#1001 東武鉄道 日光線 東武日光(とうぶにっこう)駅 上今市| |
【所在地】栃木県日光市 |
【開業】1929(昭和4)年 |
【乗車人員(日)】1,530人 |
世界遺産の社寺を擁する国際観光地、
日光市の玄関口。 |
山小屋をイメージした三角屋根の駅舎。
この写真右100mほどにJR日光駅がある。 ともに「関東の駅百選」に認定されている。 |
駅前のようす。土産物屋が立ち並び、
中禅寺湖、霧降高原、奥日光その他諸々の バス路線がここから伸びていく。 かつては馬返まで路面電車も運行されていた。 |
JR日光駅も趣きがある名駅舎だが、
何といっても「日光」の玄関口は当駅。 広いコンコースには観光案内、土産物店、 駅弁販売などが入り、観光客の利便をはかっている。 |
改札前。
一日の平均乗車人員は1,530人。 吹き抜けになっている二階には コインロッカーがある。 |
現在のJR日光線が開通したのが1890年。
東武日光線はそれより遅れて1929年開業。 以降、競合路線となり利用客を奪い合った。 |
ホームは一段低い部分にあり、
改札に入るとすぐに階段とスロープがある。 |
当駅は3面5線のホームで、
Y字のような構造。ちなみに3番線はない。 なお駅舎は1979年に改築したもの。 |
1,2番線は快速、普通電車が入線する。
ホーム有効長は4両分。 |
左の2番線は4番線と同面で、
三角形をなしているが、樹木が植えられ、 先端部と頭端部からのみ行き来できる。 |
1番線から頭端部を撮影。
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かわって4~6番線。
右から4番線、真ん中が5番線、 左ホーム反対側が6番線。 5,6番線は特急電車専用。 ホーム有効長は6両分。 |
6番線中ほどから今市方面を撮影。
1960年代、国鉄と東武の利用客争奪戦は 熾烈を極め、ともにデラックス車両を導入。 やがて国鉄側のサービス体制が陳腐化すると 東武優位に傾き、現在に至る。 |
しかし下って2006年、
東武とJRの直通運転により 東武の特急が新宿駅に、そして JRの車両が当駅に乗り入れるようになる。 時代は変わったと思わせる「事件」だった。 |
JRが名を捨て実を取る形になったが、
東武も「別系統」路線である 東上線からの乗客誘致にメリットを見出せる。 写真は5,6番線。特急が入線するにしては すっきりしていて、売店などはない。 |
今市方面を撮影。
新栃木以北はローカル線風情だが、 それでも全線が複線区間で、 特急電車は最高120km/hで駆け抜ける。 浅草からは1時間50分、 新宿からは2時間。 快適な特急電車の旅で世界遺産を巡る。 ほらほら、行きたくなってきたでしょ、日光。 |
撮影日:2014/8/13
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