2020/09/04

イチゴイチエキ。傑作選<2018/6/11投稿>
茨城県編2/3 #0996 潮来駅


#0966 潮来(いたこ)

・東日本旅客鉄道 鹿島線
 十二橋延方
【区分】丁 【撮影日】2014/8/7
【所在地】茨城県潮来市
【開業】1970(昭和45)年
【乗車人員(日)】349人(2016)


今日も雨。
でも潮来のあやめはいま花盛り。
茨城県潮来市の代表駅で
東日本旅客鉄道鹿島線に所属する。


こちら東口。
開業は1970年、鹿島線開業時。
開業より5年間は非電化で、
1974年に全線電化。これ知らなかった。


東口駅前のようす。
路線バスのほか、
鹿島線の命運を左右した
東京行きの高速バスも運行されている。


東出入口付近。
鹿島線は鉄建公団が
高規格路線で建設したため、
全線のほとんどが高架。
広大な水郷地帯を行くが
高架路線はイマイチ馴染まない。


かわって西側出入口。
100m南に進むと
常陸利根川の左岸に出る。


西側の駅前広場。
西へ100mで「水郷潮来あやめ園」。
500種100万株のアヤメが植えられ、
毎年6月には
「水郷潮来あやめまつり大会」が
開催される。


出入口は南側高架下にも。
なかなかの観光資源を持っていながら
駅構内はやや殺風景かな。


駅構内改札前のようす。
日中は2時間に1本のローカルぶり。
烏山線よりダイヤが薄いのでは。


改札口。
一日の乗車人員は349人。
鉄建公団テイストの近郊駅そのもの。
いろいろ飾り付けてもしっくりこない。


改札内から改札口を見る。
夏休み中で頼みの学生の姿もわずか。
1989年、東関道が潮来まで開通。
以後鉄道は高速バスの餌食に。


それでも階段アートで工夫を凝らす。
東関道はたしかに便利。
鉄道は千葉県内の途中も
のんびりし過ぎなんだよな。


高架駅の2階部分。広く取られている。
潮来市は人口2.8万。
2001年に潮来町と牛堀町が合併、
潮来市となった。


無人の待合スペースは
真夏でもどこかひんやり。
構内は経年劣化でくたびれた箇所も多い。


ホームは1面2線の島式。
こちら1番線上り佐原方面、
電車が止まっているのが
2番線下り鹿島神宮方面。
ホーム中ほどより鹿島神宮方向。


1番線ホーム中ほどより
佐原方向を見る。
電車は交換がない場合、上下とも
こちら1番線に発着する。


ホームは有効長11両分と長い。
鹿島神宮方より佐原方面。


現在は6月のあやめまつり時のみの
運行となった「あやめ」号と普通電車の交換。
佐原~鹿島神宮間は普通列車扱いのため、
ローカル輸送にも貢献していた。


かわって2番線は基本下りホーム。
片方の電車が通過扱いの場合、
上下関係なく通過列車が1番線、
退避するほうが2番線に入線するが
もはや通過する列車は貨物のみ。


1番線鹿島神宮寄りから
鹿島神宮方面を見る。


1番線佐原方ホーム端より
佐原方向。
「いたこーのおいーたろおう」で
はじまる唄は橋幸夫の「潮来笠」。
前出の「あやめ園」には
潮来の伊太郎の像も建つ。
いま、まさにハイシーズン。
水郷のあやめと過ごす週末はいかが。






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