2017/09/04

「死ぬまでに全駅」(342) #1130 野州山辺駅

#1130 野州山辺(やしゅうやまべ)

・東武鉄道 伊勢崎線
 足利市韮川
【区分】甲 【撮影日】2014/12/6
【所在地】栃木県足利市
【開業】1925(大正14)年
【乗車人員(日)】691人(降車含む)

栃木県足利市に所在。
東武鉄道伊勢崎線の駅。

コンクリート地が渋い高架駅。
駅の高架化は1980年と古い。

しかし駅自体はすでに1974年に
簡易委託駅になり、現在は無人。

新築の家も散見されるが
空地の目立つ駅前。
車寄せのロータリーがある。

高架駅だが出入口はひとつしかなく、
逆サイドの南側へはいったん
改札を出て、高架をくぐる。

改札内から。
一日の利用客は乗降合わせ691人。

まったく華やかさのない構内。
ポスターくらい貼れないものか。

島式ホームへと階段が続く。

ホームは1面2線の島式。
区間急行が停車する。
左1番線上り方面、
右2番線下り太田方面。

日曜の夕刻。
ホームに人影なし。
もう日が暮れる。

太田方から浅草方向を撮影。
上屋は階段付近にのみかかる。

1番線から北側駅前を撮影。
戦前、借宿線という貨物線が
北に向かって渡良瀬川沿いに
伸びていたが、1935年には廃止に。

2番線から駅南側を撮影。
レジャー施設と、
いかにも的なショッピングセンターには
まるで鉄道をあざ笑うかのように
広大な駐車場が用意されている。

太田方向に向かい撮影。
この先すぐに高架が終わり、
次駅韮川へ至る。
遠い地の夕闇に包まれ、
身体は次駅に、心は自宅にと
分離する感覚に衝かれる。





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