#0800 磐城石井(いわきいしい)駅 ・東日本旅客鉄道 水郡線 南石井|磐城塙 |
【区分】丁 【撮影日】2013/4/5 【所在地】福島県東白川郡矢祭町 |
【開業】1931(昭和6)年 |
【乗車人員(日)】30人 |
【経過日数(#0001から)】705日 【経過日数(この100駅)】103日 |
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福島県東白川郡矢祭町にある、 JR水郡線の駅。 隣駅が「南石井」なので 多少大きい駅かと思ったが、 こんな(笑) |
・丁種出動について(1)
丁種とは、駅巡りを自家用車でおこなう区分である。
ダイヤに関係なく一日に多くの駅を訪問できるのがメリット。アクセスは鉄道のみとか、乗下車必須などさまざまにルールを決めている方も多いが、それは個人の自由だ。ただし昔はテツだったので多少後ろめたさはある。またこれを始めたのが40代半ばというのも「言い訳」(笑)のひとつで、鉄道オンリーでは全駅は不可能。
丁種出動は定期的には毎年4月と8月の第一週と定められており、近くに未訪問駅が残っている限り、いまのところ年2回で十分。
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簡易な駅舎の中は待合スペース。 次駅の磐城塙は駅舎も立派で、 800駅目に相応しい駅ではあったが、 丁種はスピードが肝心。 キリ番のために後戻りはできない。 |
・丁種出動について(2)
対象は、1.まあまあ遠隔地、2.ダイヤが薄い、3.沿線にあまり人が住んでいない、の条件をふたつ以上満たしている路線を選んできた。2は説明不要かと思うが、1は取材開始駅に朝早くアクセスするためである。自宅出発は当然、真夜中となる。3は、賑やかな駅に車で乗りつけても、駐車に難儀するからだ。自治体によっては「パークアンドライド」の考え方が進み、駅に駐車場を併設しているところも多いが、ない場合はコンビニやドラッグストアに駐車し、駅まで延々歩く場合もある。ただし逆に「秘境」レベルで周囲に何もない山間部の駅では、駅までの道がなく、平地もないため駐車できないケースが稀にある。
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ホームは単式1線。水戸方面を見る。 キリ番にこだわらず進んだ結果、 この日の登録43駅はここまで 一日の登録最多記録である。 |
・丁種出動について(3)
丁種出動のメリットは次の3つ。
1.取材を早朝から開始できる。
これは前項で説明のとおり。夜明けとともに取材開始で一日をフルに使える。ただし帰路の居眠り運転に注意(笑)
2.ダイヤが薄くてもまったく関係なし。
これも上で説明済み。これが最大のメリット。運行本数があれば鉄道を選択したい、とは思う。
3.その場所をつぶさに見ることができる。
鉄道で移動するより道路を走ったほうが、その場所の雰囲気や生活ぶりをより近くに感じることができる。「その場所に行った」気持ちを強く感じられる。基本的に駅で下車しても駅周辺しか歩かないからね。
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郡山方面を撮影。 以前は2面2線の相対式ホームだった。 ホームの跡は今でも残っている。 |
・丁種出動について(4)
いちおう、決めていることがひとつある。
それは「可能な限り、駅に入場するための切符を持っていなければならない」というもの。4月と8月に出動するのは「青春18きっぷ」が使用できるからで、駅員のいる駅でハンコを押してもらい、その日の入場をフリーにしておく。私鉄各線も同じ。哀れなのはそのきっぷ。一度も列車に乗車せずに期限を失効するのだ(笑) ただしフリーきっぷ系がない路線の無人駅で入場券も買えない場合もあるし、スタートの駅に駅員がおらず数駅は何も持たず入場してしまう場合もある。
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一日の乗車人員はわずかに30人。 こんな駅で800の節目を迎える。 それもまたよしか、と思えてきて この小駅をあとにする。 |
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