#1233 北戸田(きたとだ)駅 ・東日本旅客鉄道 東北本線(埼京線) 戸田|武蔵浦和 |
【区分】甲 【撮影日】2015/3/15 【所在地】埼玉県戸田市 |
【開業】1985(昭和60)年 |
【乗車人員(日)】20,560人(2016) |
埼玉県戸田市にあるJR埼京線の駅。 埼京線の駅は初めての紹介。 「埼京線」とは運転系統の名称で、 路線は正式には東北本線の「別線」である。 |
まずは東口に。 ホームが高い位置にあり、 駅全体が壁のようにそそり立つ。 |
1985年、国鉄末期に開業。 埼京線は東北新幹線に並行して建設され、 いわゆる「通勤五方面作戦」でも 飽和状態の既成路線を 補完する目的で建設された。 |
駅周辺は住宅地と工場が 混在したような場所である。 奥に見えるのはいまや北戸田の ランドマーク的存在のタワーマンション 「北戸田ファーストゲートタワー」 |
かわって西口。 こちらは派手なオレンジの塗装。 クルマ寄せのロータリーがあり、 左へ進むとバス停もある。 日高屋も(笑)。 |
埼京線内の各駅は 「ステーションカラー」があり、 ホーム上屋の柱などが それぞれのカラーで塗られている。 戸田市の駅はこのカラーを律儀に 外観にも取り入れているため、 こんなド派手な印象になっている。 |
改札口と駅コンコース。 同じく高架駅ばかりの京葉線の駅と 作りも雰囲気も似通ったところがある。 開業も同年代だし。 |
改札口。 一日の乗車人員は20,560人。 15年間で5割増しで、増加を続ける。 |
改札口を改札内から。 快速電車の通過する駅としては 浮間船渡に次いで利用客が多い。 |
ホームが高い位置にあるため、 途中踊り場を経てホームへあがる。 線内では最も高い位置にホームがある。 ここで取り上げた「埼京線」の駅とは 当駅こと。 |
もちろん、 エスカレーター、エレベーターでも ホームへ上がることができる。 朝夕のラッシュ時は当然、混み合う。 |
ホームは1面2線。 イメージカラーのオレンジのラインが入る。 左が1番線、南行の赤羽方面、 右が2番線、北行の大宮方面。 |
2番線を赤羽方から大宮方向。 一段低い線路は新幹線。 当駅が高い位置にあるのは この先の東環道の高架をさらに跨ぐため。 |
1番線中ほどより大宮方向。 当駅は計画時はもっと東寄りに 設置される予定だった。 |
しかし住民の反対運動により 西寄りのコースに変更された。 地図を見ると 西側に湾曲しているのがわかる。 2番線を赤羽寄りから大宮方向。 |
もともと新幹線を通すこと自体、 住民の反対運動を受けることになるが、 その見返りに埼京線を通し、 駅を設置し利便を図ったという経緯もある。 ホーム中ほどの待合室付近を撮影。 |
大宮方ホーム端より大宮方向。 東環道の防音シールドが右遠くに見える。 高層のビル群はさいたま新都心。 高い位置だけになるほど見晴らしがいい。 |
赤羽方ホーム端より、 赤羽方向。 右の併走する新幹線の架線柱が一段低い。 この場所にいつまでも鉄道が、 駅がない生活をもはや想像できない。 それほどまでに沿線の人口は増え、 埼京線もいつしか首都圏の最重要路線の ひとつに数えられるようになった。 |
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