(前編より続く)
水戸駅南口に車を停め、鹿島臨海の券売機へ向かう。フリーきっぷを購入、と思ったが、券売機では買えないようだ。鹿島の水戸駅改札はJRと共用になっており、聞こうにも鹿島の駅員がいる窓口がどこにあるのかもよくわからない。 駐車料金も勿体ないので次の有人駅の大洗で購入することにした。 こんなことなら日工前から鹿島最初の駅・東水戸へ直行すればよかった。 しかし待て。鹿島臨海鉄道にフリーきっぷは本当にあるんだろうな。念のためスマホで調べる。 ある。あるのだが、 「70歳以上限定」。 オレ無事死亡(笑) |
クルマ取材のときは必ずフリーきっぷや18きっぷを使用して最低限のカネを落とすよう努めているが、駅員のいない駅ばかりでは切符も買えぬ。そのそも私鉄などでは「入場券」を売っていない会社も多く、ここは撮影のために無人駅は勝手に失敬させてもらうことにした。 11時半、三つ目の駅・大洗に到着。ここは有人駅。 しかしやはり駐車できない。駅には「30分以内に限り」駐車スペースが設けられているが(しかも10台以上停められる)、30分以上待ってもいっこうに1台も出て行く気配がない。以前はドラッグストアやコンビニに強行駐車して凌いだこともあったが、そんな店も周囲にない。それでいてまずまず小さくない駅だから勝手にそこかしこ停めることもできない。 そこで、次の有人駅・新鉾田までまず撮影して、新鉾田で必ず駐車する場所を確保し、列車で大洗に戻る作戦に出る。 |
新鉾田に到着。大洗同様、駐車スペースがある。ここはガラ空き。 「駅利用者に限る。長時間の駐車はご遠慮ください」とある。長時間じゃない。ほんの1時間ですよ。 新鉾田発13:18→大洗13:40、きびすを返し大洗13:54→新鉾田14:16で戻ってくる。大洗は改札外と駅舎外観はさっき撮影したから、あとは14分で十分だ。 往復1,040円かけて大洗駅を取材する。 |
新鉾田からふたたびクルマ移動。最終目的地の鹿島サッカースタジアムまで取材を続ける。前日肉体労働のあと2時間しか眠っていなかったが、ドライブの楽しさとREDBULL2本がキいて睡魔やって来ず。安全運転に支障なし(笑) |
最後のシャッターを切ったのが16:14。もうこの近辺に未訪問の駅はない。体力もだいぶ消耗してきたので、あとは東関道に乗り速攻で帰路につく。新木場~羽田で渋滞にハマったが、19時に帰宅。 ひたちなかは今度は実際に乗車して楽しんでみたい。鹿島はもういいや(笑)。 この「クルマ取材」は4月と8月の年2回。次回8月は野岩鉄道、会津鉄道を予定している。 以下、今回の登録駅(通算1,259) 偕楽園(臨)、阿字ヶ浦、磯崎、平磯、殿山、那珂湊、高田の鉄橋、中根、金上、日工前、東水戸、常澄、涸沼、鹿島旭、徳宿、大洗、新鉾田、北浦湖畔、大洋、鹿島灘、鹿島大野、長者ヶ浜潮騒はまなす公園前、荒野台、鹿島サッカースタジアム(臨)の計24駅。 |
1 件のコメント:
臨海鉄道の車両は、比較的新しいかと
思ってたのですが意外でしたね(驚)
台車も国鉄仕様のコイルバネだし(笑)
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