2016/05/30

「死ぬまでに全駅」(228) #0998 渋川駅


#0998 東日本旅客鉄道 渋川(しぶかわ)

・上越線
八木原|敷島
・吾妻線
金島
【所在地】群馬県渋川市
【開業】1921(大正10)年
【乗車人員(日)】3,421人
撮影日:2014/8/9
 
群馬県渋川市の代表駅。
所属路線は上越線で、吾妻線が分岐する。

きれいに化粧直しされた
木造の駅舎。
名湯・伊香保温泉の玄関口。

駅前のようす。
周辺地域への路線バスのほか、
伊香保温泉行きのバスが運行される。
北陸への高速バスも発着。

1954年に周辺町村が合併し渋川市となる。
古くから宿場町として栄え、
戦争をはさんで利根川を水源に
金属、化学関係の工場が進出。

東西を渡す跨線橋。
出入口は駅舎のある西側のみ。
かつて東側には貨物積み下ろしホームがあり、
現在も留置線が数本。

西側跨線橋からの俯瞰。
左後方に見える駐車場がかつての
貨物駅ホームなどがあった場所。

改札口。
一日の乗車人員は3,421人。
1番線ホームに直結する。

改札口をホーム側から撮影。
温泉地への玄関口の雰囲気はある。

ホームは2面3線。
1番線高崎寄りホーム端から撮影。
嵩上げされたホームのようすがわかる。

かつての広い貨物駅構内は現在、
これまた広大な駐車場となっている。
分岐する線路も途中まで。
関東電化工業への引込み線も
このあたりから分岐していた。

各ホームへは地下道で連絡する。
エレベーターも地下道経由。

天井が低く、
なかなか年季の入った地下道。

駅舎のある1番線は
上越線下り水上方面列車と
吾妻線下り列車が発着する。
改札前あたりから水上方面を撮影。

2番線は上り高崎方面。
吾妻線の上り電車も入線。
吾妻線は路線上は当駅が起点だが、
全普通列車が高崎発着となっている。

3番線はほとんど使用されておらず、
一部の折り返し列車が入線。
緑の柵あたりがかつての貨物駅。

3番線から水上方面を撮影。
上越線は当駅を出ると
ほぼ直角に進路を取り、
利根川を鉄橋で渡る。

2番線から高崎方面を撮影。
次駅は八木原。
 

渋川は群馬県のほぼ中央。
日本列島全体でもその中心に
位置しているように見えることから、
「日本のへそ」を主張。
毎年7月には「渋川へそ祭り」が
開催される。

市内は工場が多いが、
まちは赤城、榛名、谷川の
名峰に囲まれ、
利根川の流れも清らか。
またぜひ訪れてみたい。





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