2017/12/15

「死ぬまでに全駅」(370) #1699 大袋駅

#1699 大袋(おおぶくろ)

・東武鉄道 伊勢崎線
 北越谷|せんげん台
【区分】甲 【撮影日】2016/7/31
【所在地】埼玉県越谷市
【開業】1926(大正15)年
【乗車人員(日)】18,006人(降車客含)


東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の
駅で、埼玉県越谷市に所在。
「大袋」と検索すると次候補に
「ラーメン」と出る。
美味い店でもあるのだろうか。

東口駅前。
以前は地上駅で駅舎も地平にあり、
出入口はこちら東側だけだった。

もともとこちら東側にしか出入口が
なかったにもかかわらず、
昔から駅前にあたるスペースは極小。
タクシー待機場所と一時的に送迎車を
駐車するくらいのスペースしかない。

東西を連絡するための地下道は
1974年に供用を開始した。
後述の橋上駅舎化にともない
西口が開設された現在でも使用される。

その西口は2013年に開設された。
まだ舗装も真新しい。
飲食店など商業施設はこちらが多い。
バスは1系統が発着するが、
多くは1.3km北のせんげん台発着に
集中して運行されているようだ。

橋上駅舎の改札前コンコース。
駅舎の落成も2013年。
地元出身の水泳選手、星奈津美が
銅メダルを獲得することになる
リオ五輪はこの1週間後に開幕。

改札口は橋上の1ヶ所。
一日の乗降人員は18,006人。
前駅北越谷が5万3千、
次駅せんげん台が5万9千。
ともに市内の駅なので少し肩身が狭い。

改札内から改札方向を撮影。
しかもせんげん台駅は
当駅設置の40年後の開業にもかかわらず
前述のとおりバス路線もそちらに集中。
ただしせんげん台は春日部との市境にあり
越谷市の利用客ばかりではないが。

改札内コンコースのようす。
特筆すべきものもなく、
典型的な橋上駅。

ホームは2面2線の相対式。
こちら2番線下り春日部方面、
向かい1番線北千住方面上り。
右側が西口である。

2番線ホーム中ほどから駅舎方向。
準急の停車駅。

同じく2番線の階段付近。
2001年、北越谷までの複々線化にともない、
それまで2面4線だったホームは
現在の2面2線に縮小された。

しかし線路は残され、車止めが設置、
保線用車両が留置されることもある。

駅舎はリニューアルし、
バリアフリー化されたが、東武おなじみの
大谷石基礎のホームはそのまま。

かわって1番線。
2面2線化後、それまで東側から
1~4番線だったものを2番線を1番線に、
3番線を2番線にあらためる。

上り1番線ホームの反対側にも
線路が残されている。

2番線から春日部方向を撮影。
この日の取材は概して好天に恵まれたが、
当駅の取材直後に土砂降りとなり、
次の春日部駅の取材が遅延した。

逆に2番線から北千住方面。
旧1、4番線の線路跡は駐輪場などに転換。
駅の改装には20億円が投じられ、
その95%以上を越谷市が支出している。
しかし
駅利用者は1990年の2万5千をピークに
減少の一途を辿っている。





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