2016/05/03

週末もシヌゼン(3) 2003年2月、本郷台。


 
自宅から最も近い戦争遺跡、
海軍燃料廠の遺構の写真はずいぶんと残っている。
そんな中から何枚か。

燃料廠の対空監視のための
構造物というがよく知らない。
この場所はもう10年近く前に
マンションになってしまった。

ぐるっとスロープを下りて内部へ入る。
見えるスリットはのぞき穴。
だからこのスロープはけっこう深く沈んで
内部へいたる。

伝声管の送話口だろう。
のぞき穴のスリットのすぐ脇にある。

当時は団地や高校なんて
もちろんない。
艦載機が低空高速で侵入してきたら
さぞ怖いだろうね。


当時のここからの風景は
どんなだったのだろう。


戦争遺跡はただ訪れるだけではなく、
現地にたたずみ、当時に思いを馳せて
想像を膨らますことにより
自分の中でさらに
意義のあるものになっていく。

それがなかなか
できなくなっちゃったんだよねー(笑)
 
 

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