2021/04/30

第9期が終了します。

JR常磐線 末続 2019.12
 


第9期を終えて。


  4月締めの「酒保開ケ。イチゴイチエキ。」は、今月で第9期が終了します。
  昨年からのコロナ禍により撮影取材を自粛し、1年2ヶ月が経過しましたが、状況は好転せず、ついに取材駅がゼロのまま今期が終了しました。病み上がりの昨期でさえ121の駅を撮影したにもかかわらず、です。

  コロナ禍による社会情勢は、じつはこの活動にはおあつらえ向きの取材環境を創出しており、都心の駅も閑散としていて撮影もスムーズに進められたと思います。不謹慎ながらそんな思いもないわけではありませんが、家庭も仕事もある身ゆえ、感染を極力避けねばなりません。ここはじっと耐えるしかないでしょう。そうしているうちに第9期が暮れました。

 

第10期に向けて。


  明日より第10期となります。
  撮影取材が可能になれば直ちに活動を再開したいと考えています。引き続き東京23区内の各駅を撮影します。可能であれば、昨年企画倒れとなった大阪への取材も検討中です。また、7月末には3年振りにクルマでの取材を行う予定です。これはよほど状況が悪化しないかぎり、コロナに関係なく敢行します。福島~宮城の常磐線を予定しています。
  
小湊鐵道 海士有木 2013.4


当ブログの今後。


  来期より記事投稿の趣きを少々変更します。
  毎月最終金曜に投稿している「路線全駅紹介」の完了順に、未掲載の駅を補完しつつ路線の全駅の詳細記事を投稿してゆきます。2012年夏に全駅を取材した岳南電車岳南線を第1回目として、以後こちらの順に紹介してゆきます。10回目のみなとみらい線の紹介は10月くらいの予定で、来期いっぱいこの形態で記事を投稿してまいります。

  これは当blogの今後に大きく関係しています。既報のとおり、当blogは第11期よりWEBサイトへ移行する予定で準備をすすめております。記事は現在のBlog形式の日々の投稿から、定期的にWEBのコンテンツを新規投稿、更新する形態に変更してゆきます。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、WEBサイトのTOPページがこちらになります。ずいぶん前からそこにありますが、まだどこにも行けません(笑) ある程度コンテンツを揃えてから開設しますので、11月あたりにはサイトの構築・コンテンツの作成に入る予定です。今後にご期待ください。

  Blogの記事投稿は来月7日(金)より再開いたします。前述のとおり、第1回目は静岡・岳南電車の各駅を登録順に全駅投稿します(すでに2駅は投稿済なのでリンクからどうぞ)。

  1年間、記事をご覧いただきありがとうございました。
  今後とも「酒保開ケ。」をよろしくお願いいたします。
    
  
 "酒保開ケ。イチゴイチエキ" 第9,10期イメージテーマ
Swing Out Sister "You on My Mind"
特設音楽サイト「つねに、ともにある。」
よろしくお願いいたします。
 
 
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2021/04/29

路線全駅紹介(85) 真岡鐵道 真岡線


真岡鐵道 真岡線
(もおかてつどう もおかせん
  
多田羅 2016.4


<DATA>
開業
1912(明治45)年4月1日
全通
1920(大正9)年12月15日
路線距離
41.9km
軌間
1,067mm 全線単線
電化方式
全線非電化
起点/終点
下館/茂木
駅数
17
最高速度
75km/h

<当路線のざっくり年表>
1912(明治45)年
真岡軽便線下館~真岡間16.5km開業。
1913(大正2)年
真岡~七井間12.0km延伸開業。
1920(大正9)年
七井~茂木間13.5km延伸開業で全通(42.0km)
1922(大正11)年
真岡線に改称。
1935(昭和10)年
ガソリンカー運転開始。
1955(昭和30)年
ディーゼルカー運転開始。
1962(昭和37)年
上野~下館~真岡・茂木間に準急「つくばね」運転開始。1966年に急行格上げ。
1968(昭和43)年
急行「つくばね」電車化により真岡線乗り入れ廃止。
1970(昭和45)年
無煙化達成。
1982(昭和57)年
全線で貨物営業廃止。
1987(昭和62)年
国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の路線となる。
1988(昭和63)年
JR真岡線廃止、真岡鐵道真岡線開業。「真岡」の読みを「もうか」から「もおか」に変更。
1994(平成6)年
「SLもおか」運転開始。


------------茨城県筑西市------------

#01375 下館
(しもだて)
【区分】甲 【撮影日】2015/7/12
【開業】1912(明治45)年
(真岡軽便鉄道)
【乗車人員(日)】324人(2018)
(真岡鐵道)
【他路線】
東日本旅客鉄道 水戸線、
関東鉄道 常総線
2.2km
#01638 下館二高前
(しもだてにこうまえ)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1988(昭和63)年
【乗車人員(日)】49人(2018)
2.4km
#01637 折本
(おりもと)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1912(明治45)年
【乗車人員(日)】19人(2018)
2.0km
#01636 ひぐち
(ひぐち)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1992(平成4)年
【乗車人員(日)】28人(2018)
1.9km
------------栃木県真岡市------------
#01635 久下田
(くげた)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1912(明治45)年
【乗車人員(日)】118人(2018)
4.1km
#01634 寺内
(てらうち)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1912(明治45)年
【乗車人員(日)】50人(2018)
3.8km
#01633 真岡
(もおか)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1912(明治45)年
【乗車人員(日)】482人(2018)
【駅名変遷】「もうか」(1988)
【その他】関東の駅百選 選定駅
1.6km
#01632 北真岡
(きたもおか)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1955(昭和30)年
【乗車人員(日)】96人(2018)
【駅名変遷】「きたもうか」(1988)
3.2km
#01631 西田井
(にしだい)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1913(大正2)年
【乗車人員(日)】29人(2018)
1.7km
#01630 北山
(きたやま)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1989(平成元)年
【乗車人員(日)】35人(2018)
2.2km
----------栃木県芳賀郡益子町----------
#01629 益子
(ましこ)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1913(大正2)年
【乗車人員(日)】110人(2018)
【その他】関東の駅百選 選定駅
3.3km
#01628 七井
(なない)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1913(大正2)年
【乗車人員(日)】177人(2018)
2.8km
----------栃木県芳賀郡市貝町----------
#01627 多田羅
(たたら)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1955(昭和30)年
【乗車人員(日)】75人(2018)
3.1km
#01626 市塙
(いちはな)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1920(大正9)年
【乗車人員(日)】93人(2018)
3.8km
#01625 笹原田
(ささはらだ)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1992(平成4)年
【乗車人員(日)】2人(2018)
1.1km
----------栃木県芳賀郡茂木町----------
#01624 天矢場
(てんやば)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1992(平成4)年
【乗車人員(日)】14人(2018)
2.7km
#01623 茂木
(もてぎ)
【区分】丁 【撮影日】2016/4/9
【開業】1920(大正9)年
【乗車人員(日)】363人(2018)
 
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2021/04/28

イチゴイチエキ。(618) #2001~#2500駅レビュー
(暫定)第1位 #2154 美佐島駅

 

#2154 美佐島(みさしま)
 
・北越急行 ほくほく線
 魚沼丘陵(8.6km)(2.2km)しんざ
みさしま Misashima
区分戊II
撮影日2018/8/4
所在地新潟県十日町市
開業1997(平成9)年
乗車人員(日)4人*(2018)
*降車含む。
駅構造地下駅
ホーム単式1線
その他秘境駅ランキング
第141位(2021)

●2001-2500駅レビュー(暫定)第1位

<選定理由>

「ホームに列車が到着した時のみ重々しいステンレスの扉が開錠されるトンネル内の駅。かつては160km/hで特急が通過時、風圧で駅舎内のガラスが破壊されたことも。


2018
 駅名板のデザインは・・・。
 新潟県十日町市にある、北越急行ほくほく線の駅。開業は1997(平成9)年と新しい。駅舎は地上に、ホームは長さ10.4kmの赤倉トンネル内の地下にある。北陸新幹線開業後は特急が廃止され、トンネル内の160km/h通過はなくなり、当駅通過の列車も少なくなった。
  
開業10周年を記念して掲示された、
片岡鶴太郎氏デザインによる駅名板。
各駅にある。
    
 
 駅周辺と駅舎外観
  秘境駅ランキングは141位で、周囲に民家はまばら。駅前を通るのは県道74号で、六日町と十日町を結ぶ。山岳地帯を蛇行しながら進むが、鉄道は長さ10.4kmの赤倉トンネルが真っすぐに貫く。
木造の平屋建て、のように見えるが
線路は見えない。地下駅。

駅出入口。前出の
駅名のサインはここに。
外観だけなら
村の公民館のイメージ(笑)

駅出入口前より県道74号と
六日町方向を見る。
駅舎裏側は駐車スペース。
それと・・・、
 
津池変電所という電気施設がある、
  
 
 駅舎内のようす
まだ新しい木造テイストの駅舎内には、展示スペースと畳敷きの待合室?がある。老人会のカラオケ大会が開催されそうな雰囲気である(笑)
  
水道のある掃除用具置き場?も
なかなかオゴソかな雰囲気。
 
駅舎内はぐるっと回廊式に
地元特産品の紹介や
絵画写真などの
展示スペースとなっている。
通路を駅舎西側から
東に向かって撮影。
手前の扉から中に入ると
待合スペース。
 
寒い冬は暖かそう。
ボヤ騒ぎなどあったらしく、
使用できる時間に制限がある模様。
昼寝したら気持ちいいだろな(笑)
 
基本的に駅なので(笑)
駅舎内のスペースが回廊なのは
この地下ホームへの
階段があるため。
    
 地下のホームへ
階段を下ると、やがて堅牢そうな扉が現れる。電車がトンネル内を高速で通過する際の風圧を防ぐためのもの。扉は二重に設けられ、ひとつ目の扉を進むと小さな待合スペースがある。ふたつ目の扉は電車がホームに到着の際に開錠される。逆にホーム側の扉が開いているときは階段下の扉は閉鎖される。
  
階段を下りると現れる、
ひとつ目の防風扉。
 
振り返ってみる。なかなか深い。
 
ふたつ目の、ホームへの扉。
電車が来ないと絶対に開かない。
これもう、ゲームの
「■イオハザード」だろ(笑)
 
ラッシュ時にはこのスペースに
人が入りきらないんじゃないのか。
いや心配無用。一日の利用客は
わずかに4人(2018)。

待合スペースはさらに
扉に仕切られ、暖かそう。
駅図書?とかノートとかも。


 ホーム(単式1線)
 
 地下10mにあるホームは全長45mとのことで、有効長は2両分。前出の通り、客扱い時以外はホームは封鎖されるため、当駅で下車のさいは2分以内にホームから退く必要がある。扉の操作は電車内からリモコンでおこなう。開業前におこなった実験では、扉を閉めずに電車を通過させたところ、風圧で待合室のガラス窓が割れるという結果となった。
 
ホームドアは未設置。
まあ必要ないんだけどね(笑)
ホーム出入口付近から犀潟方面。
 
乗降には他にも細かいルールが(笑)
 
マニアの少年達も興味津々(笑)
若いうちはたくさん旅をしろやな。


 下り犀潟方面
 
 次駅はしんざ。長いトンネルを抜け、ようやく地上に電車が姿を現す。
 
_

 
 上り六日町方面
  
 次駅は魚沼丘陵。途中、3.7km付近に赤倉信号場があるが、2015年3月に特急電車の運行がなくなって以来、用がなくなり、現在休止中である。
      
_


 
 
  
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