2020/06/29

イチゴイチエキ。各駅紹介(533) #0818 こどもの国駅

#0818 こどもの国(こどものくに)

[第三種鉄道事業者]
・横浜高速鉄道
[第二種鉄道事業者]
・東急電鉄 こどもの国線
 (1.6km)恩田|


こどものくに Kodomonokuni
区分
撮影日2014/4/19
所在地横浜市青葉区
開業1967(昭和42)年
乗車人員(日)5,947人(2016)
駅構造地上駅・無人駅
ホーム1面1線

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2014

 駅舎と改札口

 横浜市青葉区に所在する、横浜高速鉄道こどもの国線の終着駅。
横浜高速鉄道が第三種鉄道事業者で路線を保有し、東急電鉄が第二種鉄道事業者として電車の運行をおこなう。開業は1967(昭和42)年。陸軍の弾薬庫跡に「こどもの国」が開園し、東急こどもの国線が来園者の輸送を担ったが、1980年代に入ると周辺の宅地化がすすみ、通勤路線化への要望が高まってくる。1997年、こどもの国協会から横浜高速鉄道へ第三種鉄道事業が譲渡され、2000(平成12)年、通勤線化し、園の営業と関係なくダイヤが組まれ、運行を開始した。


駅舎と改札口。終端駅である。


一日の乗車人員は5,947人(2016)。
すっかり通勤路線と化す。


改札内から改札口。
「こどものくに」駅は他に2つ。
愛知県西尾市の名鉄蒲郡線と
宮崎市にあるJR九州・日南線にある。


 ホーム(1面1線)

頭端式1面1線のホームは有効長5両分。電車は通常は2両編成で運行される。弾薬庫当時は現在の園内中央広場一帯に貨物用ホームがあり、動員された学徒が作業に従事していた。園内には当時の弾薬貯蔵庫跡が点々と現存し、子どもの遊園地にあって異彩を放っている。

 なお、横浜高速鉄道Y000系電車は当路線に投入された最初の新製車両となった。


ホームやや長津田寄りから
終端部、駅舎方向。


駅舎、改札口至近から長津田方向。
電車は2両編成だが、ホーム有効長は
5両分で、臨時列車にも対応できる。


長津田方向から改札口、
駅舎方向を見る、


駅舎寄りより長津田方向。
右の広大な駐車場は以前は
資材置き場のような場所だった。


ホーム頭端部で線路が切れているが、
旧軍時代は現在の中央広場まで
乗り入れて弾薬の輸送を行っていた。


駅頭端部より長津田方向。
駐車場はこの正面駐車場のほか
臨時の牧場口駐車場があり、
こちらも線路がひかれ、
貨物用ホームが設置されていた。


2001
20年前には辛うじて「弾薬庫」時代の
面影が各所に残っていた園内。
中央広場はかつて貨物ホームが
あった場所。
こどもの国線には「通勤線」化後も
専用線の遺構が残っていた。







2020/06/26

路線全駅紹介(75) 野岩鉄道 会津鬼怒川線


野岩鉄道 会津鬼怒川線
(やがんてつどう あいづきぬがわせん)

湯西川温泉 2015-7

<DATA>
開業
1986(昭和61)年10月9日
路線距離
30.7km
軌間
1,067mm 全線単線
電化方式
直流1,500V 架空電車線方式
起点/終点
新藤原/会津高原尾瀬口
駅数
9(起点・終点含む)
最高速度
80km/h

<当路線のざっくり年表>
1986(昭和61)年
新藤原~会津高原(現・会津高原尾瀬口)間開業。東武鉄道との直通運転開始。
1988(昭和63)年
座席指定制快速急行列車新設。
1990(平成2)年
会津鉄道会津線会津高原~会津田島間電化。同線との直通運転開始。
1991(平成3)年
急行「南会津」新設。
2005(平成17)年
急行列車廃止、快速「AIZUマウントエクスプレス」新設。
2006(平成18)年
路線愛称「ほっとスパ・ライン」使用開始。「AIZU尾瀬エクスプレス」運転開始。駅名改称・中三依温泉(中三依)、上三依塩原温泉口(上三依塩原)、会津高原尾瀬口(会津高原)・・・()内旧駅名
2013(平成25)年
「AIZU尾瀬エクスプレス」廃止。
2015(平成27)年
9月、関東・東北豪雨により停電・土砂流入により全線不通。12月完全復旧。
2017(平成29)年
特急「リバティ会津」運転開始。


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------------栃木県日光市------------

特急電車など
東武鉄道浅草まで乗り入れ
#01109 新藤原
(しんふじわら)
【区分】戊 【撮影日】2014/11/3
【開業】1919(大正8)年
【乗車人員(日)】492人
(2016・野岩)
【他路線】東武鉄道 鬼怒川線
1.7km
#01394 龍王峡
(りゅうおうきょう)
【区分】丁 【撮影日】2015/7/25
【開業】1986(昭和61)年
【乗車人員(日)】66人(2016)
3.1km
#01393 川治温泉
(かわじおんせん)
【区分】丁 【撮影日】2015/7/25
【開業】1986(昭和61)年
【乗車人員(日)】29人(2016)
1.2km
#01392 川治湯元
(かわじゆもと)
【区分】丁 【撮影日】2015/7/25
【開業】1986(昭和61)年
【乗車人員(日)】73人(2016)
4.3km
#01391 湯西川温泉
(ゆにしがわおんせん)
【区分】丁 【撮影日】2015/7/25
【開業】1986(昭和61)年
【乗車人員(日)】94人(2016)
6.5km
#01390 中三依温泉
(なかみよりおんせん)
【区分】丁 【撮影日】2015/7/25
【開業】1986(昭和61)年
【乗車人員(日)】12人(2016)
【駅名変遷】中三依(2006)
4.2km
#01389 上三依塩原温泉口
(かみみよりしおばらおんせんぐち)
【区分】丁 【撮影日】2015/7/25
【開業】1986(昭和61)年
【乗車人員(日)】19人(2016)
【駅名変遷】下野上三依(1988)
上三依塩原(2006)
【その他】関東の駅百選 選定駅
4.0km
#01388 男鹿高原
(おじかこうげん)
【区分】丁 【撮影日】2015/7/25
【開業】1986(昭和61)年
【乗車人員(日)】1人以下(2016)
【その他】
秘境駅ランキング第17位(2020)
5.7km
----------福島県南会津郡南会津町----------
#01387 会津高原尾瀬口
(あいづこうげんおぜぐち)
【区分】丁 【撮影日】2015/7/25
【開業】1953(昭和28)年
【乗車人員(日)】224人(2015・野岩)
【他路線】会津鉄道 会津線
【駅名変遷】
会津滝ノ原(1986)会津高原(2006)
野岩鉄道電車は会津鉄道会津線
会津田島まで乗り入れ



2020/06/24

イチゴイチエキ。各駅紹介(532) 関東の難読駅名
(その10・最終回) #0290 越生駅


#0290 越生(おごせ)

・東日本旅客鉄道 八高線
 毛呂(2.7km)(5.2km)明覚
・東武鉄道 越生線
 武州唐沢(1.5km)


  • 当駅は2019年3月に東口の開設および東西自由通路の供用を開始しました。
  • 写真は2013年3月に撮影されたものです。


おごせ Ogose
区分
撮影日2013/3/3
所在地埼玉県入間郡越生町
開業1933(昭和8)年(東日本旅客鉄道)
1934(昭和9)年(東武鉄道)
乗車人員(日)778人(2017 東日本旅客鉄道)
3,858人*(2018 東武鉄道)
*降車含む。
駅構造地上駅・橋上駅舎
(JR駅は駅員無配置)
ホーム単式1面1線(東日本旅客鉄道)
島式1面2線(東武鉄道)

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2013
おごせ
埼玉県の要衝駅のひとつで、読めておいたほうがいい駅名。山に囲まれていて、どこへ出るにも峠越え、尾根越えとなる場所にあるため、「尾根越し」が「尾越し」となり、「越生」となったという説が有力という(越生町WEBサイトより)

 駅名標

 埼玉県入間郡越生町に所在する、東日本旅客鉄道・八高線と、東武鉄道・越生線の駅。JR、東武ともに利用客が目減りしており、JR駅は2019年3月に無人駅となる。同時に東出入口の供用を開始した。
 開業はJRが1933(昭和8)年、東武が1934年。東武越生線は開業時は越生鉄道といい、戦時中の1943年に東武鉄道と合併、東武越生線となった。


東武駅はJRの倍以上の利用客がある。


 西口と旧駅舎のようす。

 町役場、郵便局、図書館、金融機関はこちら西側に集中。もともとは西側にしか駅出入口はなかった。


県道187号のドンツキに駅舎。


越生の梅林を訪れる人たちで
賑わう駅前。3月のハイシーズン。


1933(昭和8)年の八高線
開業時より増改築を重ねながら
86年間、使用された駅舎。


西口のバス・タクシー発着・待機場。
右はトイレ。駅舎より立派?


2019
2019年3月開設した東出入口と交通広場。
ときがわ町と鳩山町運行の路線バスが発着。


 改札口、駅舎内のようす。

 2019年3月にみどりの窓口が営業終了、JR駅は無人化。2020年1月より駅舎の解体がはじまり、予定では2020年10月に新駅舎の供用を開始する。駅舎内には観光協会が入る。


梅のシーズンで待合室も賑やか。


改札口。JRの1日の乗車人員は
778人(2017)。約20年で2割減。


改札内、ホーム側より
改札口、駅事務室を見る。


JRの1番線から駅舎の裏側を。


 改札口、駅全景

 撮影時は2面4線でJR、東武が1面づつホームを使用。JRホームはこの撮影の1ヶ月後の2013年4月に棒線化して駅舎側の1番線は廃止、2番線のみ使用。


2013年当時は東側に出入口はない。
駅南側の踏切より撮影。


JRホームの2番線高崎方より
高麗川、坂戸方向。
右が1番線だったが現在は廃止。


 JRホーム(島式1面2線・当時)

 撮影時は2面2線でJR、東武が1面づつホームを使用。JRホームはこの撮影の1ヶ月後の2013年4月に棒線化して駅舎側の1番線は廃止、2番線のみ使用となった。


右が2番線、左が現在はない
1番線。ホーム中ほどより
寄居方向を見る。


2番線寄居寄りから高麗川方向。


上写真よりさらに寄居側
ホーム端近くから高麗川方向。


2番線高麗川方ホーム端、
連絡跨線橋より高麗川方向。


1,2番ホームの跨線橋付近から
寄居方向。


高麗川寄りホーム端にある
JR/東武ホーム連絡跨線橋。
このホームJR、左が東武。


連絡跨線橋へあがる階段。
左が東武の3,4番線へいたる。


JR側から見た連絡用ICカード改札機。
「東武線入場必ずタッチ」とある。
ICカードはsicaが2002年、
PASMOが2007より使用可能となる。


 東武ホーム(島式1面2線)

 撮影時は2面2線でJR、東武が1面づつホームを使用。東武ホームは3,4番線となる。一日の利用客は3,858人(2018)で、JRの倍以上の数である。


現在はホーム坂戸側EV付近に
改札があるが、この当時は
連絡跨線橋上にICカード改札機が。
東武側よりJR側、改札方面を撮影。


ホームは島式1面2線。
左が3番線、右が4番線。

左3番線、右4番線。
ホーム坂戸寄りの跨線橋
階段付近より終端部に向かい。


上写真とほぼ同位置より
翻って跨線橋階段付近。
現在はこのあたりに改札機が。


ホームやや終端部寄りより
終端部に向かい撮影。


3番線の終端部。左はJRの
1,2番線(当時)


当時の東武駅の事務所。


 JR/東武 高麗川、坂戸方面

 東武はこのまま直進、JRは西側(右側)に方向を変える。両線ともこの先単線となる。次駅はJRが毛呂で入間郡毛呂山町、東武が武州唐沢。

跨線橋より高麗川、坂戸方向。


 JR 寄居方面

 次駅は妙覚で5.2km先。比企郡ときがわ町に入る。東武越生線は当駅が始発終着駅のため、この先線路はない。


寄居方ホーム端より寄居方面。
すぐに単線となる。