2017/03/22

「死ぬまでに全駅」(306) #1066 京成臼井駅

#1066 京成臼井(けいせいうすい)

・京成電鉄 本線
 ユーカリが丘|京成佐倉
【区分】甲 【撮影日】2014/10/25
【所在地】千葉県佐倉市
【開業】1926(大正15)年
【乗車人員(日)】10,938人
【駅名変遷】臼井(1931)


千葉県佐倉市に所在。京成電鉄本線の駅。
こちらメインの南口。市民病院行きほか、
「マイタウン・ダイレクトバス」という
東京行きの高速バスも発着する。


駅ビル「ViM」には
ファーストフード店などが入居する。
撮影者背後には大きなAEON臼井店も。


かわって北口。
印西市方面のバスも発着するが、
周囲は住宅街。高層のマンションも建つ。
近傍にミスター長嶋茂雄氏の生家も。


階段出入口のほか、
背後にエレベーターも。
読めば三つ先の
「しすい(酒々井)」と間違えられ、
書けば京成が乗り入れる北総線の

「白井」と混同される。





当駅は橋上駅舎。
改札前コンコースのようす。
上記の混同を避けるため、
というわけではないようだが、
駅名標、電車の方向幕などは
「うすい」とひらがなで表記される。


改札口。
一日の乗車人員は10,938人。
佐倉市内の駅では次駅ユーカリが丘に
僅差で勝り、最も多い。

ちなみにJR佐倉駅は9,983人。


改札内から改札方面。
コンコースにはコンビニも。


おなじく改札内コンコース。
両サイドにホームへの階段。
中央のステンレスの箱は
ホーム行きのエレベーター。


成田方面の階段。
エレベーター設置にも苦心のあとが。


ホームは2面2線の相対式。
こちら1番線上り上野方面、
向かいが2番線下り成田方面。


1番線成田方より駅舎方面。
用地も駅構造も待避線を
設けることが可能になっているが、
設置されずに現在にいたる。


2番線から成田方向を撮影。
京成本線の普通電車は当駅から
成田方面の先へは運行されないため、
この先、当駅折り返し
電車のための
引き上げ線が設けられている。


1番線から上野方向を見る。
乗車人員は佐倉市内最多だが、
ここ15年でその数は
4千人も減少している。


同じく1番線から成田方向を見る。
この先渡り線があり、上下線に挟まれて
引き上げ線が設置されている。




1960
KT60ACZ-C17-31を加工)
その昔は臼井城の城下町。
田畑が一面に広がり、緑の濃い部分など、
土地自体もそれなりに起伏がある。
赤丸がかつての駅の位置。
カーブした相対式ホームだったようだ。


1974
CKT7413-C10A-29を加工)
1970年代に入り、
大規模な区画整理事業をおこない、
現在の駅周辺の基礎ができあがっていく。
右上の新臼井田地区にはすでに
新興の住宅地が形成されている。
この当時、ここを通過する電車からの風景は
どんなものだったのだろう。
当駅の位置はこの時点ではそのまま。


1984
CKT846-C8-22を加工)
1978年に駅の位置を南に540m移動、
新しい橋上駅舎として
造成地の中央に据えられる。
この時点では建物は点在して空地も目立つが、
その後の発展は現在の地図を見てのとおり。
2002年には通勤特急の停車駅となる。






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