2017/03/17

「死ぬまでに全駅」(305) #1517 京成稲毛駅

#1517 京成稲毛(けいせいいなげ)

・京成電鉄 千葉線
 検見川|みどり台
【区分】甲 【撮影日】2015/10/25
【所在地】千葉市稲毛区
【開業】1921(大正10)年
【乗車人員(日)】3,282人
【駅名変遷】稲毛(1931)

※写真をクリックすると、さらに大きく鮮明な画像をご覧いただけます。
千葉市稲毛区にある、
京成電鉄千葉線の駅。
駅名標では「稲毛」と略されるが、
開業から1931年まで
10年間は「稲毛」駅だった。


地上駅舎のある西側改札。
県道の踏切に隣接する。


県道は交通量が多い。
歩道もなく、車に注意。
この交差点も形状が特異で。
多方向から車が行き交う。


踏切付近から駅全景を撮影。
さきの西側駅舎のほか、
東側にも小さな改札口がある。


東側の改札口。
下りホームに直結するが、
構内踏切で上りホームにも連絡。


東側駅前のようす。
この先少し上り坂があって500mほどで
JR稲毛駅西口駅前へ出る。


東側には「京成稲毛駅前」バス停があるが、
ここからはちばシティバスの
1路線のみ発着する。
少し離れた「京成稲毛駅入口」からは
幕張新都心方面のバスもある。


駅舎のある駅西側の改札。
一日の乗車人員は3,282人。
対してJR駅は50,534人である。


東側の小さな改札口。


西側改札内から撮影。


西側改札を入ると
1番線に直結する。
2番線へは構内踏切で連絡。


ホームは2面2線の相対式。
有効長は6両分と短い。


こちら1番線は津田沼方面上り。
新京成側の片乗り入れで
京成津田沼から新京成線に直通する。


両ホームを連絡する構内踏切。


2番線は京成千葉、ちはら台方面下り。
新京成の電車は千原線には乗り入れない。


同じく2番線から構内踏切、駅舎方向。


1番線から千葉方面を撮影。


同じく1番線から津田沼方面。
全線複線だが
どの駅も休日はのんびりムード。
当駅も利用客はまばら。



1946
USA-M58-A-6-213を加工)
幕張新都心など影もかたちもない70年前。
駅を西に歩けば海岸線に出る。
戦前まで稲毛は海水浴や潮干狩りで賑わう保養地で、
執筆活動、静養のため多くの文人墨客が
この地を訪れた。
ラストエンペラー溥儀の弟・溥傑も
ここ稲毛で新婚生活を過ごした。



2009
CKT20092-C23-26を加工)
海岸線は前進し、すっかり内陸のまちに。
京葉線が開通したあとは両JRに挟まれ、
当駅もさらに肩身が狭くなってしまった。
中央の緑の多い部分は稲毛浅間神社。
前出の溥傑が過ごした住宅は
「千葉ゆかりの家・稲毛」として
この一角に千葉市地域有形文化財として
保存されている。入場無料。





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