2020/06/01

3日(水)よりシリーズ「関東地方の難読駅」開始。
+関東地方の難読駅(その0)


成田線 下総松崎(しもうさまんざき)駅


関東地方の「難読駅」スペシャル。


 復帰後初めてとなる「シリーズもの」は、オーソドックスに「難読駅」の特集である。新たに10駅が登場するが、すでに投稿済みの駅にもたくさん難読駅があるので、振り返って紹介する今回を「その0(ゼロ)」とする。

 難読駅特集は関東地方の駅すべての取材を終えたら、と思っていたが、東京の駅は強敵ばかりでいつ取材がコンプするかまったく予定がたたない。そこで東京23区を除く関東の駅で記事を作成しようと考えたが、逆に東京23区の駅だけで特集を組むのもサンプルが少なすぎてまた大変そうなので、今回は「東京都内の駅除く」で手を打った(笑)。


難読駅の定義。


 まず「難読駅(名)」を「定義」したい。私見だが、いわゆる「難読駅名」は大別して3つのカテゴリーに分類される。

  1. あまり見かけない字で、読み方が判らないから難読。
  2. いわゆる「当て字(または熟字訓)」だが、あまりメジャーではないので難読。
  3. 漢字は難しくはないが、読みがあまりに意表をついて読めないので難読。

 1.は、漢字の読み方を知っている、覚えているのであればそのまま読めるので難読とはならない。
 2.は、「山車」とか「七夕」とか「竹刀」など、読めることが当たり前になっている言葉もたくさんあるが、中には一般的でないものもある。それを知らねば読めない場合が多い。
 そして3.だが、これがいわゆる「難読駅名」といわれるもので、使用されている漢字がまさかの読みをするため(笑)、知っていないと本当に読めない。これを本当の意味での「難読駅名」と定義したい。しかし、それだけでは10駅揃わないため、1,2にあたる駅も登場する。


すでに投稿済みの駅から。


 以下はすでに投稿済の難読駅である。今回の特集のためにちょっと残しておきたかった駅もある(笑) 
※画像クリックで拡大します。駅名のリンクはblogの当駅の記事にアクセスできます。

東日本旅客鉄道 外房線
#00896 誉田
(ほんだ)
【区分】甲 【撮影日】2014/6/29
【所在地】千葉市緑区
【開業】1896(明治29)年
(房総鉄道)
【乗車人員(日)】7,028人(2018)
【駅名変遷】野田(1914)


わたらせ渓谷鐵道 わたらせ渓谷線
#01012 沢入
(そうり)
【区分】丙 【撮影日】2014/8/15
【所在地】群馬県みどり市
【開業】1912(大正元)年

(足尾鉄道)
【乗車人員(日)】39人*(2015)
*降車含む。
【駅名変遷】「そおり」(1989)


小湊鐵道 小湊鉄道線
#00317 飯給
(いたぶ)
【区分】丁 【撮影日】2013/4/6
【所在地】千葉県市原市
【開業】1926(大正15)年
【乗車人員(日)】8人(2017)


東日本旅客鉄道 東金線
#00401 求名
(ぐみょう)

【区分】甲 【撮影日】2013/5/25
【所在地】千葉県東金市
【開業】1911(明治44)年
【乗車人員(日)】2,013人(2018)


西武鉄道 池袋線
#01215 仏子
(ぶし)

【区分】甲 【撮影日】2015/2/14
【所在地】埼玉県入間市
【開業】1915(大正4)年

(武蔵野鉄道)
【乗車人員(日)】5,601人(2018)


秩父鉄道 秩父本線
#01046 波久礼
(はぐれ)

【区分】甲 【撮影日】2014/10/11
【所在地】埼玉県大里郡寄居町
【開業】1903(明治36)年

(上武鉄道)
【乗車人員(日)】116人(2017)


京成電鉄 千葉線
#01515 西登戸
(にしのぶと)

【区分】甲 【撮影日】2015/10/25
【所在地】千葉市中央区
【開業】1922(大正11)年
【乗車人員(日)】2,695人(2018)
【駅名変遷】千葉海岸(1967)


 あさって(3日)より記事を投稿し、最終投稿は24日(水)。全10回を予定している。乞うご期待。

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