2015/07/03

「死ぬまでに全駅」(121) #0742 前橋駅

#0742 東日本旅客鉄道 両毛線 前橋(まえばし)
新前橋前橋大島
【所在地】群馬県前橋市
【開業】1889(明治22)年
【乗車人員(日)】10,107人

群馬県の県庁所在地、前橋市の代表駅。
 
北口の駅前。
多数のバス路線が発着する。
2011年に整備された。
 
県庁、市役所など市の中心部とはやや離れ、
やや利便性に欠く。
「市の木」であるケヤキの並木が続く
駅前からの目抜き通りを進むと、
上毛電鉄の中央前橋駅に出る。
 
こちら南口。
名駅舎と謳われた先代の駅舎をモチーフにして
1986年駅高架化とともに供用開始。
 (旧駅舎は北口にあった。)
 
南口は前述の高架化のときに開設されたが、
空いた土地に駐車場ばかりで、
発展のスピードは緩慢のようである。

駅コンコース。
JR東のグループ会社で
駅併設型商業施設「イーサイト」があり、
マクドナルドなどが出店している。
 
正月ももう5日。少し寂しい午後の改札前。
 
改札口は1ヶ所。
一日の乗車人員は10,107人。
利用客は「宿命のライバル」高崎駅の
1/3強しかなく、水を空けられている。
 
改札内コンコース。
当駅は前身が1884年開業。
日本鉄道と両毛鉄道のふたつの前橋駅が
利根川を挟んで設置されたが、
1889年に両毛鉄道が利根川を渡り接続、
両毛側(東岸)を前橋駅として統一した。
 

ホームは2面3線。
当駅始発など運用により上下使い分けるが、
基本的に1番線が小山方面、
2番線(電車が停車中)が始発の高崎方面、
このホームが3番線で上り高崎方面。
  
2番線から高崎方面を撮影。
作曲した井上武士が前橋出身ということで、
発車メロディは「チューリップ」
咲いた咲いたってアレか。
 
同じく2番線から小山方面を撮影。
上野方面へ直通する電車も設定されており、
一部上野東京ライン、湘南新宿ラインとして
神奈川県内にも足を延ばす。

3番線から高崎方面を撮影。
107系電車の並び。
 
3番線の隣りは4番線、と思いきや、
レールがなく、フェンスが張られている。
 
3番線から小山方面を撮影。
この先、市内東部を南北に縦貫する
「東部バイパス」をアンダーパスするまで
高架線が続く。
 
同じく3番線から高崎方面。
両毛線は次駅新前橋までだが、
列車の運行は高崎駅までである。
「鉄道の通りみち」かどうかで
明暗を分けた場所はいくつか例があるが、
当駅は「暗」ということになってしまうのだろうか。
高崎駅前の賑わいと比べると、
ずいぶんと静かな県庁所在地代表駅である。
 

撮影日;2014/1/5

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