2015/09/11

【がんばれ常総!がんばれ関鉄!】 「死ぬまでに全駅」(142) #1368 石下駅


【がんばれ常総!がんばれ関鉄!】
「死ぬまでに全駅」(142) #1368 石下駅

#1368 関東鉄道 常総線 石下(いしげ)
南石下玉村
【所在地】茨城県常総市
【開業】1913(大正2)年
【乗車人員(日)】409人
一夜明け、雨のあがった常総市だが、
鬼怒川氾濫による浸水被害は
深刻な状況に変わりはない。
浸水は東西4km、南北9kmにも及び、
やっとポンプ車による排水が始まった。
救援活動に支障をきたさぬよう
現在も1万2千世帯が停電しており、
150人以上が家屋などに取り残され、
そして22名の方の安否が不明である。

茨城県常総市に所在。
関東鉄道常総線の駅。

駅舎のある西側は広々。
2006年に市町村合併で常総市の一部に。
それ以前は結城郡石下町。

当地出身の著名人に
小説「土」の長塚節がいる。

駅東側に渡る跨線橋から駅前を撮影。
 
県道332号石下駅交差点から
駅前をのぞむ。
白壁の建物は「つくばタウンホテル」。
駅前旅館って感じでいつか泊まってみたい。

色褪せているが、強烈な存在感を示す
地元商店などの集合看板。
見ていて飽きない。

県道332号が走る石下駅前の交差点。
写真前方に向かうと県道24号と交わり、
さらに進むと鬼怒川を石下橋で渡る。

東側の駅広場。
コメリ、アピタ、エコスの大型SCがすぐそこ。
写真右上のお城は「豊田城」という
地域交流センター。う~ん、ご立派。

駅舎内と改札口。
一日の乗降人員は409人。
運行系統の分かれる水海道以北の単独駅では
下妻についで2番目に多い。

7時から11時までの4時間のみ
駅員が配置される。

ホームは2面2線の相対式。
下館寄りの構内踏切で連絡する。

こちら1番線下妻、下館方面、
向かい2番線水海道、取手方面。

快速列車の停車駅。

2番線から下館方面を撮影。
このホームは快速列車の待避用など、
3番線を設ける準備がなされ、
島式の構造になっている。

常総市には酒蔵がいくつかあり、
駅構内には山中酒造店「一人娘」の
大きな広告看板が設置されている。
ネットで注文してみるか。

2番ホーム端から取手方面を撮影。
柱に掲げられた「無」のボードは、
いまの時間は駅員が不在なので
乗務員が改札を行え、という意味のようだ。

跨線橋から下館方面を撮影。
この場所は現在、泥濘につかり、
写真からは到底想像できないほどに
変わり果てた状況となっている。
一刻も早く救助を、
一日も早く復旧を。
そう願わずにはいられない。


撮影日:2015/7/12

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