#1732 寸座(すんざ)駅 ・天竜浜名湖鉄道 天竜浜名湖線 西気賀|浜名湖佐久米 |
【区分】丁 【撮影日】2016/8/6 【所在地】浜松市北区 |
【開業】1955(昭和30)年 |
【乗車人員(日)】13人 |
1501-2000駅レビュー 第5位
<選定理由>
「奥浜名湖を見下ろす好ロケーション。
坂上田村麻呂も徳川家康も
しばし腰をおろして休み、
この絶景を楽しんだのだろう。」
「奥浜名湖を見下ろす好ロケーション。
坂上田村麻呂も徳川家康も
しばし腰をおろして休み、
この絶景を楽しんだのだろう。」
静岡・浜松市北区にある、 天竜浜名湖鉄道の駅。 |
国道362号線が峠越えのため 上りにさしかかる。 その途中に駅入口がある。 |
その峠を寸座峠という。 徳川家康、一説には坂上田村麻呂が 兵を率いて当地にさしかかり、 ちょっと(一寸)座って休んだ、 というのが由来。と、書いてある。 |
1955年、西気賀~佐久米間に開業。 他駅から比べると遅めに設置された。 峠の途中にあり、 浜名湖の「引佐細江」の枝湾部が 一望できる絶好のロケーション。 |
複雑な形をした浜名湖は ここ細江湖のほか 猪鼻湖、松見ヶ浦、庄内湖の 4つの枝湾がある。 |
湖へは一段下がった集落へ下りていく。 駅前のこの小道を進み、右に線路をくぐると さらに坂道をくだり、集落へいたる。 |
湖に最も近接した駅は 次駅の浜名湖佐久米。 しかし最も景色がいいのは断然当駅。 訪れた瞬間、レビューのトップ10入り は約束されていた。 |
一日の乗車人員はわずかに13人。 当路線はもともとは国鉄二俣線。 1940年に全通。 この路線もまた戦時体制の一環で、 東海道本線が攻撃されたときの 保険的意味合いで敷設された。 |
ホームは単式1線。 掛川方から新所原方向。 |
待合室付近から駅名標、掛川方向。 |
待合室には木製の年季の入ったベンチが。 きれいに清掃され気持ちがいい。 |
もちろん特等席で浜名湖を眺望。 浜名湖鉄道といいながら あまり湖岸付近は通らないし、 当駅以外は低地にあるため 見晴らしもあまりよくない。 |
新所原方ホーム端より待合室方向。 列車は日中1時間に1本。 政令指定都市を走る路線にしては淋しいが まずまず利用できる範囲か。 |
掛川方ホーム端より掛川方向を見る。 |
逆に新所原方ホーム端より新所原方向。 奥の小山の裏には東名浜名湖SA。 ここもかなりの絶景で、 さすがの当駅も適わない。 場所によってその表情が さまざま異なる浜名湖。 夏休みの予定に迷ったら、ぜひ。 |
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