#1915 池上(いけがみ)駅 ・東京急行電鉄 池上線 千鳥町|蓮沼 |
【区分】甲 【撮影日】2017/6/11 【所在地】東京都大田区 |
【開業】1922(大正11)年 |
【乗車人員(日)】16,942人 |
1501-2000駅レビュー 第3位
<選定理由>
「日蓮上人入滅の地に建立された
本門寺の最寄駅。
全面改修を間近に控えた、
最後の姿をこの目に焼き付ける。」
<選定理由>
「日蓮上人入滅の地に建立された
本門寺の最寄駅。
全面改修を間近に控えた、
最後の姿をこの目に焼き付ける。」
東京都大田区に所在する、東急池上線の駅。 まさかの東急の3,4位(笑) 通算で3駅目の受賞。 |
日蓮入滅(死去)の場所に建立された 日蓮宗本門寺の最寄駅。 |
駅前の都道421号との交差点を入り、 アーチのある「本門寺通り」を進んで 約500mで山門にいたる。 |
またまたwikiから拝借。 本門寺境内のようす。 10月11~13日のお会式は たくさんの老若男女でごった返す。 その最寄駅が当駅。 |
駅全景。 1922年、前身の池上電気鉄道が 蒲田と当駅間に開業、 本門寺への参拝客の足となる。 |
駅前のバス発着場は 駅の規模にしては広い。 東急ほか京急、都営バスが乗り入れる。 |
駅舎はそのバス発着場に隣接して 北側にあり、改札もここ1ヶ所。 |
かなり古い駅舎だが、 開業時のものなのだろうか。 おそらく昭和に入ってからだろう。 |
そんな古い造りの当駅だが、 今年6月から 全面改修工事が行われている。 2020年完成予定。 |
新駅舎は 地上5階建てで商業施設も入り、 外観は本門寺のお膝元にふさわしく 和風、というか神殿風? |
改札口。 一日の乗車人員は約1万6千人。 池上線単独駅では最多。 五反田、蒲田を含めても3位。 |
改札内コンコース。 コンクリ造りの駅舎とは別に 梁が木造の上屋がかかる。 |
構内の売店も雰囲気にあわせ 木目調。 ぎっしり商品が並んでいる。 |
ホームは2面2線の相対式。 構内踏切で連絡する。 東急の駅ではここだけ。 |
駅改修後はもちろん踏切は廃止。 駅の南側にも出入口ができる。 ラッシュ時やお会式の混雑時には 手動で駅員が操作するとのこと。 |
こちら五反田方面上り。 電車は3両編成なので ホームもそれなりに短い。 というか、ホームが短いから 電車も短い、というのが正解。 |
上写真の逆構図。 ホーム柵は全線に設置されている。 細い木造の柱が渋い。 |
2番線を五反田方から駅舎方向。 当路線は住宅密集地にあり、 駅の拡張が困難なため、 ホームも短いまま。電車は3両編成。 |
なくなってしまうのが あまりに惜しい木造の上屋の梁。 今年6月の取材。 工事中ならまずレビュー選定は 不可能だった。 |
かわって1番線は下り蒲田方面。 スロープは左の壁の裏側にある。 奥の自販機はお会式期間は撤去され 臨時改札となるらしい。 |
1番線を五反田方から駅舎方向。 短編成をカバーするため 電車は日中でも6分ヘッド、 ラッシュ時は最大14本/時で対応。 |
最後の姿。 乗降客も多く、今までいろいろと 不便もあっただろう。 駅は生まれ変わるが、 しかしこの風景を忘れない。 |
五反田方面を撮影。 次駅千鳥町までは やや勾配がついている。 |
構内踏切から蒲田方向。 ほぼ直角に進路を変え次駅は蓮沼。 蓮沼を出るとまた90度進路を変え、 終着駅蒲田にいたる。 |
駅周辺の風景は様変わりしたが、 駅は100年近く前からそのまま。 都会の中にある駅ゆえ、ことさらに そのコントラストは鮮明に濃淡を刻む。 |
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