2020/06/15

イチゴイチエキ。各駅紹介(528) 
関東の難読駅名(その6) #1248 涸沼駅


#1248 涸沼(ひぬま)

・鹿島臨海鉄道 大洗鹿島線
 大洗(6.4km)(4.6km)鹿島旭


ひぬま Hinuma
区分
撮影日2015/4/4
所在地茨城県鉾田市
開業1985(昭和60)年
乗車人員(日)256人*(2015)
*降車含む。
駅構造高架駅
ホーム単式1面1線

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2015
ひぬま
「涸」とは「枯れる、ひからびる」という意味で、音読みは「コ」。「ひからびる」の「ひ」なのだろうが、漢和辞典には掲載されていない。訓読みのうち「から(びる)」と読ませて「ひ」はハブられているのがおもしろい。なお漢検は1級である。


 駅名標

茨城県鉾田市に所在する、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の駅。
鉄建公団建設の、高架の高規格路線駅。駅の北に広がる涸沼は水鳥の生息地で、ラムサール条約に登録されている湿地帯。

駅の水戸方はすぐ
鉾田市と大洗町の市/町境。


 駅舎と周辺

駅舎には涸沼観光センターが併設されている簡易委託駅。乗車券は観光センターで購入する。

1985(昭和60)年開業当時からの駅舎。
とんがり帽子の時計台が特徴。


出入口はこちら西側のみで、東側には
道路はあるが出入口はない。


観光センターとしても機能し、
広いスペースの駐車場。


観光センター内からもホームへ
入場できるが、外には階段もある。


階段を上がって振り返る。
この先すぐだが沼は見えないね。


観光センターの2階出入口から
ホームへ入場する連絡階段。


 ホーム(単式1線)

ホームは高架の単式1面1線。一日の利用客は256人(2015)。列車は平日上り水戸方面で日中1本/時、朝夕が2本。

非電化なのでやや違和感がある。
ホーム中ほどより水戸方面。


上写真同位置より鹿島神宮方面。


やや鹿島神宮方より水戸方向。


殺風景な待合スペースだが
シートの座布団がうれしい。


 鹿島神宮方面

次駅は鹿島旭。特急も運行させる予定で敷設した線路は高規格で、予定通りにならなかったのは残念でならない。



 水戸方面

次駅は大洗。路線経営に対し見通しは悲観的で、1987年の国鉄分割民営化を前に三セク運営を決定、鹿島臨海鉄道としてひと足先に開業した。









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