#2154 美佐島(みさしま)駅
・北越急行 ほくほく線
魚沼丘陵(8.6km)|(2.2km)しんざ
魚沼丘陵(8.6km)|(2.2km)しんざ
みさしま Misashima | |
区分 | 戊II |
撮影日 | 2018/8/4 |
所在地 | 新潟県十日町市 |
開業 | 1997(平成9)年 |
乗車人員(日) | 4人*(2018) *降車含む。 |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 単式1線 |
その他 | 秘境駅ランキング 第141位(2021) |
●2001-2500駅レビュー(暫定)第1位
<選定理由>
「ホームに列車が到着した時のみ重々しいステンレスの扉が開錠されるトンネル内の駅。かつては160km/hで特急が通過時、風圧で駅舎内のガラスが破壊されたことも。」
2018
駅名板のデザインは・・・。
新潟県十日町市にある、北越急行ほくほく線の駅。開業は1997(平成9)年と新しい。駅舎は地上に、ホームは長さ10.4kmの赤倉トンネル内の地下にある。北陸新幹線開業後は特急が廃止され、トンネル内の160km/h通過はなくなり、当駅通過の列車も少なくなった。
開業10周年を記念して掲示された、 片岡鶴太郎氏デザインによる駅名板。 各駅にある。 |
駅周辺と駅舎外観
秘境駅ランキングは141位で、周囲に民家はまばら。駅前を通るのは県道74号で、六日町と十日町を結ぶ。山岳地帯を蛇行しながら進むが、鉄道は長さ10.4kmの赤倉トンネルが真っすぐに貫く。
木造の平屋建て、のように見えるが 線路は見えない。地下駅。 |
駅出入口。前出の 駅名のサインはここに。 |
外観だけなら 村の公民館のイメージ(笑) |
駅出入口前より県道74号と 六日町方向を見る。 |
津池変電所という電気施設がある、 |
駅舎内のようす
まだ新しい木造テイストの駅舎内には、展示スペースと畳敷きの待合室?がある。老人会のカラオケ大会が開催されそうな雰囲気である(笑)
水道のある掃除用具置き場?も なかなかオゴソかな雰囲気。 |
駅舎内はぐるっと回廊式に 地元特産品の紹介や 絵画写真などの 展示スペースとなっている。 |
寒い冬は暖かそう。 ボヤ騒ぎなどあったらしく、 使用できる時間に制限がある模様。 昼寝したら気持ちいいだろな(笑) |
基本的に駅なので(笑) 駅舎内のスペースが回廊なのは この地下ホームへの 階段があるため。 |
地下のホームへ
階段を下ると、やがて堅牢そうな扉が現れる。電車がトンネル内を高速で通過する際の風圧を防ぐためのもの。扉は二重に設けられ、ひとつ目の扉を進むと小さな待合スペースがある。ふたつ目の扉は電車がホームに到着の際に開錠される。逆にホーム側の扉が開いているときは階段下の扉は閉鎖される。
階段を下りると現れる、 ひとつ目の防風扉。 |
振り返ってみる。なかなか深い。 |
ふたつ目の、ホームへの扉。 電車が来ないと絶対に開かない。 これもう、ゲームの 「■イオハザード」だろ(笑) |
ラッシュ時にはこのスペースに 人が入りきらないんじゃないのか。 いや心配無用。一日の利用客は わずかに4人(2018)。 |
待合スペースはさらに 扉に仕切られ、暖かそう。 駅図書?とかノートとかも。 |
ホーム(単式1線)
地下10mにあるホームは全長45mとのことで、有効長は2両分。前出の通り、客扱い時以外はホームは封鎖されるため、当駅で下車のさいは2分以内にホームから退く必要がある。扉の操作は電車内からリモコンでおこなう。開業前におこなった実験では、扉を閉めずに電車を通過させたところ、風圧で待合室のガラス窓が割れるという結果となった。
ホームドアは未設置。 まあ必要ないんだけどね(笑) ホーム出入口付近から犀潟方面。 |
乗降には他にも細かいルールが(笑) |
マニアの少年達も興味津々(笑) 若いうちはたくさん旅をしろやな。 |
下り犀潟方面
次駅はしんざ。長いトンネルを抜け、ようやく地上に電車が姿を現す。
上り六日町方面
次駅は魚沼丘陵。途中、3.7km付近に赤倉信号場があるが、2015年3月に特急電車の運行がなくなって以来、用がなくなり、現在休止中である。
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