#2013 愛知大学前(あいちだいがくまえ)駅
・豊橋鉄道 渥美線
小池(0.8km)|(0.7km)南栄
小池(0.8km)|(0.7km)南栄
あいちだいがくまえ Aichidaigakumae |
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区分 | 丁II |
撮影日 | 2017/12/29 |
所在地 | 愛知県豊橋市 |
開業 | 1924(大正13)年 |
乗車人員(日) | 2,531人(2019) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 単式1線 |
駅名変遷 | (1943)師団口(1944)高師口(1968)大学前(2005) |
その他 | (1944~1968)営業休止 |
●2001-2500駅レビュー(暫定)第10位
<選定理由>
「今は平和なキャンパスもかつては師団司令部として軍都豊橋の中枢にあった。かつては戦争遺跡、この時は駅探訪でと、いろいろとお世話になった駅。」
2017
駅名標
愛知県豊橋市にある、豊橋鉄道渥美線の駅。南北に出入口があり、どちらも愛知大学に隣接し、構内の一部は大学敷地内にある。
開業は1924(大正13)年、渥美電鉄の師団口駅として。翌年第15師団は宇垣軍縮により廃止されたが、すぐに教導学校、予備士官学校が設置された。1944年に高師口に改称後すぐに営業休止。
戦後長らく休止状態が続いたが、1968(昭和43)年にスクールバス廃止をうけて「大学前」駅として再開。2005(平成17)年に現駅名となった。
駅出入口
大学敷地にはもとは第15師団司令部が置かれており、当駅は「師団口」駅として開業した。その後防諜のため1944(昭和19)年に「高師口」と改名された。出入口は南北に設置されるが、簡易な南口は大学関係者専用で、日曜祝日、長期休暇中は閉鎖される。
北側出入口のようす。 2005(平成17)年に リニューアルされた。 |
北側出入口より大学副門を見る。 |
愛知大学副門は敷地北側、 駅北側メイン出入口が至近。 かつての歩兵第60聯隊の 正門。門柱は当時のまま。 |
美しい?曲線を描く 第15師団時代からの外壁。 今も残る。 |
簡易な駅事務室。 一日の乗車人員は2,531人(2019) と、けっして少なくはない。 早朝夜間、日曜祝日は無人。 |
大学関係者専用の 南側出入口。日曜祝日、 長期休暇時は閉鎖される。 |
副門前の踏切。 車輛は通行できないようだ。 |
駅周囲のようす
大学の正門は、駅出入口がやや北側にあるのに対し、南側にある。副門はかつては歩兵第60聯隊門として使用され、現在は多くの学生は駅至近で敷地内中央にある副門を利用する。その他、当時からあまり手が入らず、そのままの状態で現在に至ったと思われる施設・設備も少なくはない。
愛知大学正門で、かつては 第15師団司令部の正門。 国の登録文化財の司令部庁舎も 至近にあり、戦跡関係物件も こちら正門周辺にかたまっている。 |
2001
第15師団司令部庁舎。上写真の すぐ左に入ったところにある。 他にも当時の遺構がいろいろと 残っていたが、今はどうなんだろ。 |
大学敷地と線路を隔てる壁は もちろん師団司令部当時のもの。 |
その他、現在は使用されていない 施設が散見される。 何が何なのか、20年前なら 即答できたんですがね(笑) |
列車内から何かを授受する 窓口?ですかね。 |
下り三河田原方面
次駅は南栄。旧師団、現大学の外壁が真っすぐに続き、0.7km先。
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上り新豊橋方面
次駅は小池で0.8km先。その間、「小池隧道」と呼ばれる、国道その他の下をくぐる地下区間がある。
下り勾配ののち、 地下区間を走行する。 |
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