#2167 大白川(おおしらかわ)駅
・東日本旅客鉄道 只見線
只見(20.8km)|(6.4km)入広瀬
只見(20.8km)|(6.4km)入広瀬
おおしらかわ Oshirakawa | |
区分 | 戊II |
撮影日 | 2018/8/5 |
所在地 | 新潟県魚沼市 |
開業 | 1942(昭和17)年 |
乗車人員(日) | 9人(2007) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 島式1面2線 |
●2001-2500駅レビュー(暫定)第2位
<選定理由>
「冬期は鉄道のみが頼みの綱。道路は通行止めとなる"六十里越"の新潟側で、両隣の駅が相次いで廃駅になり、次駅との駅間は20kmもある。でも秘境駅じゃない。」
2018
駅名標
新潟県魚沼市に所在。東日本旅客鉄道・只見線の駅。開業は1942(昭和17)年、只見線の終着駅として。1971(昭和46)年に只見~当駅間が開業して会津若松~小出間が全通、あらためて只見線となった。当駅付近では珪石の採掘がおこなわれており、戦中~昭和40年代までその輸送に貢献した。
「入広瀬」に修正の跡があるのは、 2015年に 柿ノ木が廃駅になったため。 |
駅舎と周辺のようす
国道252号は会津若松から小出まで、ほぼ当路線に並び沿って走り、終点は柏崎でさらにまだ続く。周囲には意外にも民家が点在しており、駅周辺も小集落が形成されている場所もある。
1988年に建てられた駅舎には 自然活用センターが同居。 |
1階は改札、事務室など 駅の機能。 2階は郷土料理の店。 |
この先福島との県境はじつは まだまだ先。上り次駅は 2013年までは田子倉(臨)だったが、 廃止後は次駅只見までの駅間は じつに20.8kmにもなる。 |
駅舎内と改札
1階には待合スペースと改札口。駅事務室もあったが、2009年に無人化。新駅舎竣工から20年もたたずに、である。
なんか、落ち着かなそう(笑)。 冬は暖かそうだが。 |
駅出入口付近からホームへ。 |
ホーム出入口付近より。 |
ホーム(島式1面2線)
ホームは上屋を持たない「板切れ」製の島式1面2線。空が高く、広い。昔は単式ホームだったが、1971年の全通時に上下交換可能となり、島式ホームに改められた。周囲は天然資源の宝庫で、前出の珪石をはじめ、砕石、木炭、木材チップなどの貨物積み込みが当駅でおこなわれた。もちろんダムの水力発電も重要な「資源」のひとつ。
右に駅舎を見て小出方面。 ホーム上はホント何もなし。 |
構内踏切より只見方向。冬は 除雪作業の拠点駅となるので 側線が大いに役に立つ。 |
ホームにあがる。 妙にドキドキする(笑) |
只見方のホーム端より 小出方面。東に流れるのは 破間川。 |
翻り只見方面を撮影。 |
2番ホーム側より駅舎、 只見方向を撮影。 |
破間川を右に見て只見方面を。 1963年の有名な「三八豪雪」では、 1ヶ月近く不通となり、 周囲はまさに「陸の孤島」となった。 |
駅舎をホーム側より撮影。 イマイチ琴線に触れてこない、 「近代的」駅舎なのだが、これも 住民の皆さんの生活の一部。 |
1番ホームに列車が入線。 一線スルーで交換なしの場合、 上下列車とも1番に入線。 この写真だけでは上りか下りか 判らぬがどうか。 |
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